「どうせ ケビン・バン・ダム が勝つんでしょ…」
バスマスターの新しい試みである、バスマスターブラケットが2016年7月19日〜22日に開催されました。エリートシリーズ第7戦の上位8人が、1対1のトーナメントで戦う今大会を見事に優勝したのは「ケビン・バン・ダム」でした。
今回は簡単にバンダムの釣りだけを振り返ってみたいと思います。今季3勝目となるバンダム!今季絶好調のKVDが使っていたのは、主に2種類のルアーだったようです。
得意のジャークベイト
Jerkin’ Niagara smallies
一つ目のキールアーは、バンダム得意のジャークベイトです。2005年の7月末に開催されたバスマスタークラシックでも、タフな状況のスモールマウス相手に、オールドの「ラトリンログ」を使って攻略し優勝するぐらい得意な釣り方です
今回も同時期のスモールマウス戦と言うことでジャークベイトを多用したようです。様々なサイズを使い分け、そのエリアに合わせて使っていたようです。
ルアーはストライクキングのKVDジャークベイト。それをものすごい速さでジャーキングしてスモールマウスを釣っています。
Newワームのドロップショット
二つ目のキールアーは、新発売されるらしいハーフシェル?という名のワームです。本人曰く「ジャークベイトタイプのアクション」と言い、ジャークベイトルアーの様にダートするワームのようです。
そのワームをドロップショットでセッティングし、激流にある橋脚の下流側(渦が巻いている所)へ落とし込んでいく釣りです。
この時のラッシュは凄かったです。投げるたびにバイトがあり、小さいバスも釣れてましたが、ビックフィッシュも混ざる釣りでした。
動画を見るとその流れの速さが良く分かりますよね。アメリカらしいエキサイティングなバスフィシングだなぁと感じました。
最後に・・・
アメリカの大会に詳しい人なら、今回の試合は「どうせKVDが勝つんでしょ」と思ってしまうような大会でしたね。7月のスモールマウス戦、そして時間の短い大会フォーマットだったり、決勝は数釣りだったりと…KVDの得意なスタイルがバッチリハマった大会でした。
これでバンダムは2017年のバスマスタークラシックの出場権を獲得したことになります。そして今季3勝目という結果にただただ驚くばかりです。今大会もKVDの強さが際立った大会になりました。
次回のエリートは8月11日から始まるポトマックリバー戦です。次は誰が勝つか?楽しみですね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
画像はBassmaster.comからお借りしています。