「オールド・スクール」
バスマスターエリート第9戦が8月24〜27日にレイク・セントクレアで開催されました。
その試合で盛り上げてくれたのは、今季初の決勝進出を決めた大森貴洋さん!誰もがライトリグ中心にならざるおえないスモールマウス戦の中、大森さんはディープクランク!(◎_◎;) 男前の釣りで上位に入ってくる姿が「さすが大森さん」と思わず唸る戦いぶりでした。
今回はその大森さんが使っていたクランクや上位陣のルアーが気になったので調べてみました。
大森さんはディープクランク!
今季初の決勝に進んだ大森さん。良いスモールマウスを釣ってますね!そのビックフィッシュを釣ったルアーがこちら↓
ラッキークラフトのLC3.5DDサイレントです。 3m〜4mの水深を巻きまくる釣り。ココで紹介しているカラーはチャート系になっていますが、実際にはシャッド系の色をよく使っていたようです。
優勝者のジェイソン・クリスティー
バスマスターのサイトでは「オールド・スクール」と評されて紹介されてましたが、優勝したクリスティーの釣りは昔からの定番のチューブワームのジグヘッドでした。
4インチのYUMチューブワームのグリーンパンプキン。それを3/4ozのジグヘッドでリグる方法です[4-inch Yum Tube, Green Pumpkin, rigged to a 3/4-ounce jig head]
3/4ozと重めのジグヘッドということで、ベイトタックルでの使用だったようです。その動かし方が特徴的で素早いシャクリからのフォーリングの釣りで、リアクションバイトを狙った釣りですね。シャクリ幅やスピードはこちらの動画で見ることができます。↓
私も推奨する昔からの定番ワームやリグ。新しいものも確かに釣れますが、昔からあるリグも忘れてはいけない存在だと思いますね。
上位陣すべての使用ルアーはこちらから見れます
Top lures of Lake St. Clair
ここでもやっぱり!
7月のスモールマウス戦で、KVDが日本のルアー「DUO レアリス・スピンベイト」を使って優勝したのが記憶に新しいですが、今回もスパイベイティングを行った選手が上位に入ってきたようです。
第6位のオッサンルーキー、「ホームレス」のジェイミー・ハートマン選手は「レアリス・スピンベイト90」
第10位のポール・ミューラー選手も「レアリス・スピンベイト90」を使用してますね。
「スモールマウス=レアリス・スピンベイト」と言う形がこれから定番化していくような気がしますね!
Basser10月号にスパイベイティングが6ページにわたり特集されています。読む価値ありです!
最後に・・・
最新のタックルやルアーを使いこなす若手が上位にひしめく中、ジェイソン・クリスティーが昔からある「定番ルアー」で勝利をものにしたのは、バスフィッシングの面白さでもあり難しさ(新製品多すぎw)でもあるんじゃないでしょうか。
そして今年ラストの試合となってしまった日本人選手の大森さん(84位)とモリゾーさん(106位)。難しいシーズンになってしまいましたね。大森さんは過去の成績が上位なので来季のエリート出場は問題なく出場できますが、モリゾーさんが出れるか出れないか微妙な位置にいるようです。ぜひとも拾われて来季もエリート戦でのモリゾーさんの勇姿を見たいものです…。
そして来週末「Toyota Bassmaster Angler of the Year Championship」が9月14日〜9月17日に開催されます。白熱するAOY争い…若手のイケメン「ブランドン・パラニューク」が逃げ切るのか?今回の優勝で波に乗る「ジェイソン・クリスティー」の逆転劇が見れるのか?今季最後の戦いをお見逃しなく!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。