スローな展開になりがちな冬の釣りですが、冬でもバスを釣り上げてるアングラーは案外ハードルアーの釣り、いわゆる「速い釣りを」を軸に展開していることが多いです。
そんな速い釣りのなかでも、極めてテンポが良くリズミカルに冬バスを狙うのに最適なルアーが今回紹介する「depsのサーキットバイブ」です。
他に類を見ない超ハイピッチ&ハイレスポンスな動きが、厳しい冬のバスに口を使わせてしまう驚きの性能であるサーキットバイブを見ていきましょう。
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こだわり抜いたスペック
・重さは1/8oz.(3.5g)、1/4oz.(7g)、3/8oz.(11g)、1/2oz.(14g)、1oz.(28g)の5種類と充実のラインナップ!
・カラーは1ozが6種類、その他の重さが14種類。Depsらしくマニアックなカラーも充実!
・採用されているフックは”リューギ/ピアスダブルフック TCコート(3/8oz・1/2ozには#6、1/4ozには#8、1/8ozには#10)サーキットバイブ3/8には新たに追加された#7がベストマッチ!
・1ozにはオーナー製STX-58トリプルフックの#6が採用されています。
・メタルバイブと言っても、ボディに採用されている素材は0.8mmのサーキットボード。様々なアイデアで検証したのちに行き着いた答えがサーキットボードだったようです。
基本的な使い方
冬の釣りで出番が多くなるメタルバイブですが、基本的に冬の釣りを3つに分けるとすると、
①表層〜中層をスローに攻める
②1等地にあるゴージャスなカバーを攻める
③ミドル〜ディープボトムのリアクション系
となります。
その3つの攻め方の中で、メタルバイブが特に力を発揮するのが③のミドル〜ディープボトムのリアクション系の釣りになります。そこで使用するのに最適なルアーのひとつがdepsのサーキットバイブです。
ボディーにサーキットボードを使用しているため、重心が低く、ハイピッチアクションでハイレスポンスなので、その動きを生かしたショートリフト戦略がオススメです。
(deps HPより)
私がこの動かし方を知ったのがDeeepstreamさんの記事です。
この記事を読んでから私もやり始めたのですが、実にリズミカルに広範囲を探れることが本当に目から鱗でした。(KenDさん目から鱗の使い方あってます?w)
この方法はキムケンさんも御用達のアクション方法なので、まずは動画を見て真似てみることから始めてみてはいかがでしょうか。
ダブルフックをダブルに
ボトムでの釣りが主な使い方のため根掛かりしにくいダブルフックが標準装備ですが、琵琶湖の浚渫など根掛かりしにくいエリアでは、後ろ側にもう一本ダブルフックを装着するのもオススメです。
リングを着けてトレブルフックを装着するのも良いですが、写真のようにダブルフックを追加することにより針先が4つになり、ショートバイト時でもフッキング率アップにつながります。
針増やしといて良かった例。 pic.twitter.com/rnSvzksmZJ
— キムケン (@kentakimura5727) 2017年12月11日
障害物がない場所限定ですが、超が着くほどのショートバイトでもフッキングに持ち込めてしまいます。
フック強度を上げる
標準で装着されているフックはショートバイトでも逃さない為に、刺さり重視のリューギのフックが付いています。しかし人によっては強度不足と感じる事があると思います。(特に私…)
そんな時はガマカツのダブル21が強度があり、強引なやりとりをしても(特に抜き上げる時)安心です。
覚えておきたいトゥルーチューン
(deps HPより)
deps製品の完成度が高いからか今まで必要としたことは無いですが、何かにぶつけたりして真っ直ぐ泳がなくなった時のために「ボディーを曲げるトゥルーチューン」を憶えておいたほうが良さそうです。
他のメタル系との使い分け
私の使用例ですが、広範囲を探りたい時はサーキットバイブの出番ですが、ピンスポット的な食わせ所が狭い場所ではOSPのオーバーライドのスライドフォールがオススメです。
リザーバーなどの立ち木やベイトフィッシュへ直撃シューティングなど、縦の釣りをする時はノリーズのメタルワサビ―などのジギングスプーンがオススメです。
最後に・・・
どうしてもスローな釣りになりがちな冬の釣りですが、サーキットバイブの特徴であるハイピッチ&ハイレスポンスが、冬のバスをリアクションバイトに持ち込みやすく使いやすいと感じます。
リズミカルな冬の釣りを試してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。