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シャロー道

教科書にも載っていないバスの行動とは!④ 水温がキーになる春バスの行動パターン

私達が春にバスを探す時、地図を広げれば「北面で日が当たりやすく、風裏だから…」と水温が高い所を探すのは簡単ですよね。しかし地図などを持ってない魚達が、スポーニングに適した水温が高いエリアに、どう移動するのか…気になりませんか?

前回に引き続き、「バスマスター」のコーナーのひとつで、バスに発信器を装着し、バスの行動を追跡する「バス・スポッター」。春のマッディウォーター・リザーバー「Santee Cooper Reservoir」のバスがどう行動するのかを見ていきましょう。

移動しないバス

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今回は2匹のバスに発信器を着けて追跡です。赤印のバスを「Santee」緑色のバスを「Cooper」と名付けました。Cooperは1350gほどの中型のバスです。この時の水温は14℃でバスにとっては、またまだ低い水温です。Santeeは発信器を着けてリリースした後は全く移動せず、その場に留まったので、今回はCooperのみの追跡です。
今までのバックナンバー①②③の追跡を見てても分かるように、その場に留まるバスは多いですね。



Cooperは大移動

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もう1匹のバス、Cooperはと言うと、リリースした直後から大移動です。岸際をどんどん西に向かって泳いで行きます。この辺りの水温も14℃とやや低い水温です。

まさかの湖を横断

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Cooperはここで私達を驚かしてくれました。水深がある湖の真ん中を、平然と横断したのです。もちろん群ではなく単独で。バスにとって外敵が多く、狙われやすいアメリカの湖ですが、そんな事もおかまいなく、反対岸の岬までの横断です。

1度ではなく2度も横断

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Cooperは横断した場所を戻るかのように、再度横断しました。往復距離にして約1.6㎞とすごい距離です。怖いもの知らずですね。しかしここで注目なのは水温です。この西に伸びるクリークは今までの場所より、水温が1、2℃高いのです。

更に奥へと移動

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Cooperはその場で留まることをせず、スギの木などのカバーをすり抜けるように、どんどん奥へと移動していきます。

スポーニングに最適な最奥へ

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最終的に行き着いた場所は、スポーニングに最適なカバーが豊富なシャローでした。水温は18℃とスポーニングに最適な水温です。Cooperはこの後、ここのカバーに長く留まりました。

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最後に…

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Cooperは適した水温を求めて、約6㎞ほど移動した事になります。この事から分かるのは、「バスは、長い距離でも、適水温のエリアに移動してくる。」という事が言えると思います。途中、湖の真ん中を横切った行動には、驚かされます。しかし、ここはマディウォーターエリア。クリアーウォーターに比べ、「外敵からは見つかりにくい」という理由で横断したという事もあるかもしれません。

それともうひとつ…ランディー・ハウエルが大逆転劇を演じた「2014年のバスマスター・クラシック」の最終日が、まさにこの様な状態だったんじゃないかと想像できます。スポーニングエリアに向かって泳いで行くバスの通り道を、待ち伏せしてクランクで釣っていく。カッコイイ理想的な釣り方ですね。一度はこんな風に釣ってみたいものです。

カッコイイ!GoProで録画されたランディ・ハウエル最終日!YouTube

Watch the 2014 Bassmaster Classic

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実際のバスの行動を学び、考え、春バスを追いかけてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

※ESPNから画像をお借りしております。

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