赤いフックを使ったルアーは禁止ですよ!
アメリカのとある州では、赤いフックを禁止している所もあります。理由は釣れ過ぎるかららしいです。
日本の鱒の管理釣り場でも、赤いフックが禁止されてるところもありますよね。
他にはゴールド、シルバー、ブラックが釣り針として良くみるカラーですが、黄色、緑、青などの他の色もあったっていいじゃないの?て思うのは私だけでしょうか?
皆さん違った考えを持つ針の色。今回はマッディウォーターの水域での私なりの視点からフックの色について考えてみようと思います。
濁っている水域では、針の存在すら分からない
結論から言っちゃいますと、濁った水域では、針の色で釣果が変わるとか言うより、針の存在自体に気付いていない。ほぼルアーのボッディの形状や色しか見えていないと思われます。
なぜなら、ただでさえ見えにくい状況で、素早い動きでどこかへすぐ逃げてしまうエサを、ゆっくりエサかエサじゃないかを判断したり、赤い針の色を見て「血が流れているように見えるから弱ってるエサかも?」などと考えてる余裕はないからです。
濁った水域で、バスがルアーを喰うまでの一連の動作
視界が制限されてる(濁っている)中で生活するバスが、最初にルアーの存在に気付くのは、音です。ルアーを投げて着水した音や、ルアーが泳いでる時に、中のラトルがゴトゴトと水中に響き渡り、ルアーに気付きます。
音に気付き、エサかなっと思って近づいてくると、今度はルアーが動く事によってできた水流でエサかどうかを判断します。
水流を体の側線で感じて獲物だなと感じ近づいた時、初めて獲物(ルアー)が濁っている中でも見えます。
しかし、獲物が見えた!と思った時には、濁っているので泳いですぐ見えなくなって行ってしまうのです。
獲物が見えた時には喰いに行かないと、せっかくの獲物を取り逃がしてしまうので、今すぐ喰わないと!と思いルアーを喰ってしまうのです。
濁りの中では一瞬の判断
そんな濁っている中で、ルアー本体と比べても細い線のような針は、実際見えているのでしょうか?
ルアーが泳いできて、パッと視界に入ったとき、ルアーのボディーは見えたとしても、瞬時に喰うか喰わないかを判断している中で、針の色、ましてや針の存在までも、判断ができていないと思われます。
最後に
バスにとって濁りはエサを捕るに苦労する状況です。しかし、慎重にエサかどうかを判断していると、すぐに見失ってしまい、エサにたどり着けません。
濁っている水域で釣りをする場合は、針の色というより、針の存在にも気付いていないので、針の色は特に気にしなくても良いと思います。
それよりも、ルアーの存在に気付かせる事ができるかどうかに釣果の差が出てくると思われます。
みなさんは針の色どのようにお考えでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。