menu

シャロー道

未来のバスフィッシングはこうなってほしい!「テキサス・フレッシュウォーター・フィッシュリーズ・センター」から学ぶ

親が子供に教えることは、「野球と釣り」と言われているアメリカ。実際アメリカでは、どの様にバスと向き合っているのか知っていますか?
自然や湖、バスを守るために、日々努力している施設がアメリカにはあります。そのひとつに今回紹介する、広さが107エーカー(東京ドームの4倍の広さ)もある大型施設「テキサス・フレッシュウォーター、フィッシュリー・センター」です。
自然界を守るのは釣り人だと言っても、言い過ぎではないと思うような「システム」がここにはあり、日本の釣り人にとっても、興味深い内容になってます。この記事を見て、アメリカのバス事情を少しでも理解していただけたらなと思います。

※これらの写真は2007年に、私が現地で撮影した物です。現在とは変わっている事もあると思いますが、ご了承ください。

texas01

texas03

texas02

ライセンスのお金の使われ方

texas25

日本も一部の湖でやっていますが、アメリカでは、釣りをする為にはライセンスが必要です。そのライセンスを所得するために、州によって値段が違いますがお金を払います。その集められたお金をフィッシュリー・センターでは、どのように使われているのかが記されています。

texas05

・Hatchery development (孵化場開発)44.5%

・Public water management(公共の水の管理)23.0%

・Boat ramps(ボートの進水路・スロープ)12.5%

・Environmental protection assistance(環境保護支援)9.0%

・Fisheries research(漁業の研究)6.0%

・Education(教育)5.0%

このように、魚のため、自然保護のため、釣り人のために使われていることが分かります。釣り人が払ったお金が、有意義に使われていると分かれば、その後も、気持ち良くお金を払えますよね。

孵化場

texas08

孵化場はテキサス州での釣りの品質を維持するのに重要な役割を担っています。釣り人が多いので魚へのプレッシャーが高い事と、アメリカでは釣り人の一部の人に、バスを持ち帰って食べる人もいるので、バスが少なくなってしまう事からも、稚魚の孵化を手伝っているのです。

孵化場は、屋内と屋外の2つに分かれています。屋内の孵化場では、魚の治療のためのタンクや、魚の健康維持、遺伝子の研究、産卵のための水槽が置かれています。
産卵には下の写真のようなマットが使われ、産卵した後すぐにマットを取り出し、別の場所で孵化させ守ります。ナマズの産卵にはタンクようなものを使っている様です。

texas06

texas07

屋外では2エーカー(畳、約2500枚)の広さに45個の水槽が並ぶ場所で、産まれた魚たちを、望む大きさまで成長させます。
屋外にも孵化場があり、そこではバスのための餌が製造されています。その魚は金魚であり、毎年7000万匹を飼育しているそうです。ナマズには高タンパク質のペレット(固形の餌)が与えられています。

トヨタ・シェアランカー・プログラム

texas26

面白いプログラムに「シェアランカー・プログラム」というのがあります。これはテキサス州の湖で、10月1日〜4月30日の期間内に、13lb(約5.9kg)以上のバスを釣り上げてフィッシュリー・センターに連絡すると、表彰されるというものです。主な目的は、ビックバスの子孫を残すことです。釣られたビックバスは、従業員がフィッシュリー・センターまで運び、DNA検査などをやり、産卵できる個体は産卵させ、大きくなる遺伝子をもつバスを増やしていきます。そうすることで、いつまでもビックバスが残り続け、釣り人にとって魅力的な湖になり、ライセンス料を払い釣りをし、そのお金で孵化場の管理、環境保護、教育・・・と好循環が生まれている訳です。
話が前後しますが、シェアランカー・プログラムで、その年に一番のビックバスを持ち込んだ、テキサスに在住するアングラーには、生涯のライセンスが貰えるそうです。買うこともできるようで$1,000(約12万円)します。
2009年からトヨタがスポンサーになっています。あの日本の車屋さんの「トヨタ」がバス釣りのプログラムのスポンサーをやってるなんて、驚きですね。

観光としても楽しめ、勉強もできる

texas09

施設の中には、展示物も多彩にあり、とても充実しています。

texas10
古いロッドやリールが飾ってあります。

texas12
ヘドンなど、見覚えあるオールドルアー達。

texas11
ブレード系オールドルアー。

texas13
昔の船外機は小ぶりですね。

texas14
ジッターバグがある!と、知ってるルアーを探すのも面白いですよね。

texas15
ビックリするぐらいの貝の種類。

texas16
写真では分かりにくいですが、デッカいガーパイクは1mオーバーです。

texas17
フライフィッシングで釣られたレコードだそうです。

texas18
色々な種類のバスやブルーギルのレプリカ。

texas19
ビックバスばかりのレプリカ。

texas21
屋内にも水槽は数多くあるのですが、外にはビックフィッシュの水槽が多いです。

texas22
日本ではお目にかかれない魚も多いですね。

texas23
分かる人には分かる!なんと言う名前なのか…

最後に…

texas24
いかがでしたでしょうか。ブラックバスと言う魚は、ここまでする価値がある魚だと分かっていただけたでしょうか。少し遠いですが、テキサス州に行く事があれば、ぜひ行ってみていただけたらと思います。

「テキサス・フレッシュウォーター・フィッシュリーズ・センター」の詳細

5550 FM2495、Athens, TX 75752、アメリカ合衆国

+1 903-676-2277

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

スポンサーリンク

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気記事ランキング