一度は必ず行ってみたい湖になりました。
長いようで短かったバスマスターエリートも最終戦の第10戦がミルラクスレイクで開催されました。
最終戦の初日トップになったのは、日本人選手で唯一このチャンピオンシップ戦に出場のT.Oこと大森貴洋さん!なんとスモールマウスバスなのに5匹で12kgと言う驚異のウェイト!
ビッグスモールマウスバスの宝庫で、どんな釣り方でどんなハイウェイトな戦いが繰り広げられたのか。そしてAOYは誰の手に…?
驚異のビッグスモールマウス!!DAY1
この日は天候も悪く、低気圧通過で湖は大荒れ。ボートの上に水が入ってくる事もしばしば…。そんな中でもバスを釣ってこなければいけない過酷な戦いになったようです。
大会前のプラクティスが終わった後、選手の優勝予想ウエイト(3日間)が「70lbオーバー(約32kg)」だと聞いたとき、私はラージマウスも釣れる湖なのかな?と思っていました。しかし、試合が始まってみればビッグスモールマウスバスのオンパレード!この湖「Mille Lacs Lake」のポテンシャルの高さに正直ビックリしました。
このセス・ファイダーが釣ったスモールマウスのデカさ!こんな立派なスモールマウス、日本では縫ぐるみぐらいしかお目にかかれないですよね。
チャンピオンシップ初日のウェイイン!ここでトップウェイトを持ってきたのが!!大森貴洋さん!!!!
この超太ったスモールマウス!6lb、2.7kg級を2本含む5本の重量26lb7oz(約12kg)ですよ!最高のスタートを切った大森さんですが、他の選手も釣れまくっているようで、後続との差はあまり付きませんでした。
天候回復時の気難しいスモールマウス DAY2
大森さんが初日トップだったのでLIVEカメラが乗るかな?と思っていたのですが、AOY争いをしている選手と、ここミネソタ州が地元であるセス・ファイダー選手にカメラがのり、大森さんがどんな場所でどんなルアーを使って戦っているかは残念ながら見れませんでしたが、噂ではフルサイズのラバージグを使って釣っていたようです。
ラバージグはT.Oジグかな?また詳細が分かったら追記しますね!
しかし2日目はジグで思うようには釣れなかったようで、スピニングタックルで釣る場面も…2日目の大森さんはウェイトを落としてしまい、15位まで下がってしまいました。
大森さんと同じエリアをドロップショットで釣っていたルフィーバーは23lb7ozを釣っていました。天候が回復傾向だった2日目は、初めからライトリグで戦っていた選手の方が釣ってきたようです。
先ほどのスモールマウスを抱えてランディングしていた「セス・ファイダー」が、2日目もビックリミットを釣ってきてトップに躍り出ました。釣り慣れてるのか地元選手は強いですよね。
前戦のミシシッピリバーでも2位になっているファイダー。スモールマウスの釣りが得意のようです!
トップに躍り出たファイダーの釣り方
木曜、金曜、日曜と大会で、土曜日はファンとの交流イベントがあったようです。その時にタックルの紹介をしたようです。メインはドロップショット。あれ?ワームを付けてないぞ…。
タックルは全てメインスポンサーのDaiwa。7フィートのミディアムライトのロッドに、イグジストと言う軽量タックル。12イグジスト?ダイワさんの事は詳しくないので分かりません。ごめんなさい…現行は15イグジストのようですね。
フェイダー「ワームはコレだぜ!」と見せてますが…。コレもダイワ…始めにこの写真を見た時は、本当?最終日があるのに公開するの?ルアーまでスポンサー意識してるってアメリカ人には珍しいな…と思っていたのですが…。
ああ!やっぱり!最終日のスタートの時に撮った写真はこれ!ゲーリーヤマモトの5inセンコー!やはり前日の選手達もいる会場では隠してましたね。当然の行動だと思います。
ワーム以外のその他のタックルは間違いないと思います(笑)アメリカのVMCと言うメーカー「NEKO」このネーミング(笑)アイコネリがプロデュースらしい?です。
画像は「VMC Neko Rig Hook and Weights Review」からお借りしています。
気になったのが赤矢印。ライトラインを意識したクローズアイ。こういう気配りがアイコネリらしい!そして3°ひねってあるオフセットポイント。解説は動画がありました。↓
シンカーは色々用意しているようですが、使ったのは細長い棒のシンカー。重さは3/8ozか1/2ozのようです。
その他にも信用できないルアーが紹介されています↓(笑)釣ったのはセンコー5inでしょ!
フェイダーのタックル紹介画像
ファイダーも着けていたコレ!私も本気で導入しようと考えている「HYDRO WAVE」スピーカから特殊なサウンドを出して、魚の活性を上げてくれる機械です。
日本ではあまり馴染みの薄い存在かもしれませんが、アメリカのプロはみんな着けてるんじゃないか?と思うぐらいの人気のタックル!KVDが解説しています。
ファイダーは湖底にむけてスピーカーを付けてますが、KVDは上に向けて付けてますね。
日本では鵜の鳴き声の録音を水中に流すと、魚が逃げるという実験をテレビで見たことがあります。なのでそれなりに効果が有るんじゃないかと。ベイトフィッシュが逃げる音などが収録されているらしいです。
そしてこの写真…KVDの満たされる事がない探究心とでもいいましょうか…。ファイダー根掘り葉掘り聞かれたんじゃないかな?
ファイダーぶっちぎり!DAY3
この人の勢いはとどまる事を知りません。最終日の3日目もビッグフィッシュラッシュ!
近くにいた観客にビッグスモールを見せびらかしちゃうロン毛のイケメン君。
そしてウェイイン!驚異の26lb2oz(約12kg‼︎)初日の大森さんと同じぐらいのウェイトです。こうやって5本並ぶと圧巻ですね!
2本とも3kgぐらいあるんでしょうか?こんなの釣れるならマジで行ってみたい!
3日間のトータル76lb5oz!34.6kg!え〜っと再度確認ですが…スモールマウスなんですよね?1日平均11.54kg!!! 1匹平均2.3kg!!! アメリカ凄いっすねぇ〜(;^_^A ぶっちぎりの優勝でした!
そしてこんな一幕も…司会者がカツラをかぶって登場(笑)案外似合ってる気がするwこう言うジョークがあるのも面白いですよね!
大森さんも最終日21lb1oz(9.5kg)を釣って、13位フィニッシュ!ほぼ毎日20lbオーバーを釣って来ないとトップ10に入れないと言う、なんとも凄すぎる大会でした。
最後に・・・
今大会のもう一つのドラマ…AOY争い最終節。本当はこっちをメインに書かないといけないんでしょうが…w
このAOY争い最終章のブログタイトルは…「隙を見せてしまったジェラルド・スウィンドル…」って感じでしょうか。
また情報を掻き集めて投稿したいと思いますので、気長にお待ち下さいm(_ _)m
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
画像はBassmaster.comからお借りしています。