モリゾーさん初日トップウエイト!!キタ〜(≧∇≦)から始まったバスマスターエリート第7戦カユーガレイク。琵琶湖の南湖を連想させるようなクリアーウィードレイクで、日に日にタフになっていくサバイバル戦。様々なパターンが入り乱れ、それに色々なルアーでアジャストしていく選手達…。ハイレベルな戦いを制したのは歴代最多優勝を更新し続けるあの人でした!
初日、モリゾーさんがトップウェイトで好発進!
今季は大森さん意外の日本人選手はイマイチの結果が続いていましたが、久しぶりに「KING」がやってくれました!初日23lb6oz(10.6kg)を釣り上げ1位スタート!ウェイインの時も「No Baby MAMA!!」と小ちゃいママはいないですわぁ!とはしゃいでいました(^^)
それを追うのが21lb15ozのビックバックを持ち込んだマイク・アイコネリ!久しぶりのアイコネリの叫びが聞けるかも?
そして長く調子を落としていた桐山さんがビックフィッシュを揃えてきて、20lb3ozで9位スタート!めっちゃ良いスモールマウスですね!
大森さんも悪くない18lb6ozで29位スタートをきりました。写真は無いですが、良いスモールマウス釣り上げてました!
ビックリしたのはイヨケンさん…16lb11oz(7.5kg)釣ってきたにもかかわらず56位だったことです。7kg台で中盤に沈んでしまう…湖のポテンシャルの高さがうかがえます。
AOYリーダーがまさかの失格
初日のビックリニュースが、AOY争いで独走していたグレッグ・ハックニーが、禁止エリア(ボートドック)で釣りをしていたため、初日失格になってしまいました。その隙を突きたい大森さんでしたが、先に言ってしまうと2日目に失速してしまい、AOYランキングの順位を落とし11位となってしまいました。
誰も譲らない接戦の2日目
初日トップだったモリゾーさんにはライブ中継のカメラが乗りました。その様子を見ていた所、ボートデッキには足の踏み場もなくなってしまうほどのロッドが並び、色々なルアーを駆使して戦っていました。ブレーデッドジグ(ジャックハンマー)、トップウォーター(ピンクのシャワーブローズ)、ジャークベイト、フリッピングなどなど…
しかし初日のように上手く合わせられずに16lb10ozとウェイトを落としてしまいましたが、初日の貯金を生かして3位に留まりました。このときトップとの差は8oz(224g)と超接戦!数がとにかく釣れる状況でビックフィッシュを釣らなければならない難しい大会の様です。
※追記:メインにしていたルアーはシャワーブローズだったようです↓
2日目トップはドロップショットのフリッピング!
そのモリゾーさんを抜いて2日目トップになったのは初優勝を狙う若手ジョーダン・リー。私はこの人よく知りません(;^_^A 3日目のLIVE中継を見ましたが、スピニングタックルによる「ドロップショットのフリッピング」でした。そのフリッピングのリズムがめちゃくちゃ早く、かなりの広範囲を探っていたと思われます。ちょっと真似してみたい釣り方ですね。
ドロップショットで使っていたワームは、Strike King の「Cut R worm」と「Ocho」(下の写真)のようです。それをスピニングタックルでフリップ!
タフになる3日目
3日目に順位を上げてきたのは2人。その内の1人はブレーデットジグの使い手、ブレッド・ハイト。しかしさすがに3日目にもなるとプレッシャーからか、スピニングタックルを主に使用していたようです。その状況にバッチリ合わせ、ウェイトは20lb6ozと上位陣の唯一の20lbオーバーで決勝を2位で通過です。
ブレッドハイトもハミンバードの360°スキャン使ってるようですね!これを見ると、おぉ!ってなぜが目がいっちゃいます(^^)
ブレッド・ハイトが釣っていた場所はこんな感じ↓


そして静か〜に背後から優勝を狙ってる選手がいました…KVDことケビン・バン・ダム!たぶん初日から見てるひとなら「あれ?いつの間に3位?」という感じだと思います。3日目終わった時点でノーマークだったので、どんな釣りをしているのかもよく分からなかったです…

3日目終了時の順位です。ジョーダン・リーがトップを守って最終日。モリゾーさんはウエイトを落としたものの7位で決勝進出です(^^)
運命の決勝戦
いつの間にか3位に着け優勝の機会を伺うKVDは、いくつかのエリアをランガンする作戦をとった様です。
風が吹けばジャークベイト
まさに最強のオールラウンダーらしく、状況にアジャストしながらの釣り…さすがとしか言いようがありません。
背後からのプレッシャー?
LIVE中継での1コマ。憶測ですが私が勘ぐるに、3日目のリーダーだった「ジョーダン・リー」にプレッシャーを掛けに行ったKVD。この人ならやりかねないので…リーの背後で釣りしてます笑。(リーはStrik kingのスポンサーも付いてるので、KVDとは仲が良いはず)この時のリーはミスしまくりで、ラインブレイクもしてました。チラチラとKVDを見ていましたし…心理戦をも仕掛けるあたり(あくまでも私の憶測ですが笑)さすがです!
逆転でKVD優勝!
プレッシャーを掛けに行った甲斐があってか?リーは12lb10ozとウェイトを落とし、そして2、3日目と調子の良かったブレッドハイトもウェイトを落とし、キッチリまとめて15lb7ozを釣ってきたKVDが逆転で優勝を飾りました!
今シーズン2勝目、通算勝利数を22回に伸ばし、ここ数年調子が良くなかった天才が完全復活したように思います。
※追記:その後、使用ルアー公開!
最後に・・・
トレドベンド戦の時のようにぶっちぎりで優勝する事もあれば、背後から徐々に迫り最後には逆転するという、様々な勝ち方をするケビン・バン・ダム。まさに世界最強のバスアングラーと言って間違いないでしょう。今回も面白い戦いが見れました。
AOY争いは、2004年にAOYを取っているジェラルド・スウィンドルがトップです。今回のグレッグ・ハックニーの様に、まだ何が起こるか分からないので、大森さんの逆転劇に期待したいと思います(^^)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
画像はBassmaster.comからお借りしています。