選手唯一の4日間すべて20lbオーバー!!
5月12日(木)から15日(日)にトレドベンドで開催されたエリートシリーズ第5戦を圧倒的なウェイトで、初日から首位を譲ることなく優勝したKVDこと「ケビン・バン・ダム」 最強のオールラウンダーが魅せた完璧な試合展開に、世界中の人々が驚きと感動を味わったのではないでしょうか。
世界一のバスフィッシャーマンと呼ばれるKVDの4日間の戦いを振り返ってみましょう。
※まだしっかりした情報ではないので、紹介しているルアーが違うかもしれません。情報が分かりしだい修正していきたいと思います。
初日に29lb5oz(13.3kg)のビックリミット!
初日、2位のリッククランに2kg以上の差を付け最高のスタートを切ったKVD。ディープクランクの戦略をメインに戦っていた様です。使っていたルアーは、「Strike kingのXDシリーズ」の6、8、10の3サイズを使い分けてディープを攻略していたようです。
私が気になったのが、上の写真のエレキに装着されていた装置。「ハミンバードの360°ソナー」これでどの様な水中映像が見れるのかまでは分かりませんが、「何か凄そう!」と思ってしまいます。ディープ攻略で他の選手よりアドバンテージを得ているかも?
ハミンバードのサイトはこちら
DAY2も20lb11oz(9.4kg)で首位をキープ!
2日目の朝はモーニングバイト狙いでシャローの桟橋を攻めてました。シャッドスポーンパターンですね。この日はスピナーベイトを中心に色々とローテーションしながらの攻めでした。
しかし、やはりメインはディープクランクの展開のようで、ビックフィッシュを釣り上げていました。
時にはスプーンを使う事も。KVDは本当色々なルアーを試してアジャストして行くオールラウンドスタイル。見ていて、この人何考えてるんだ?と思うような展開もあり、まさに「レベルが高すぎて次元が違う…」と思わされる釣りを見せてくれます。
Strike kingのカタログ
DAY3 再びビックリミット!24lb12oz(11.2kg)
3日目の朝もシャローの展開でスタート。アメリカらしい素晴らしい景色で、こんな美しい場所で釣りしたいなぁ…と思いますね。
この日の朝は壁沿いをポッパーで攻め、ビックフィッシュを釣っています。
LIVE中継を見てたのですが、このモーニングバイトを物にしたKVDでしたが、その後3時間ぐらい釣れない時間がありました。
しかし、その沈黙を打破したのはやはりメインのディープクランクの釣りでした。
ワームを使うシーンもありました。下の写真のスウィンギング・フットボールヘッドだと思います。それに長いカーリーテールの組み合わせ。これをロングキャストして、ボトムまで落とし、ロッドは動かさず、リールを10回程ガガガ〜と素早く巻いて、ストップしてフォールの繰り返しで誘ってました。
Strike kingのカタログ
最終日の決勝 完璧な試合展開で21lb6oz!(9.7kg)
4日目は朝から風が強くシャローのシャッドスポーンパターンが有効だったようで、5パウンダーを頭に4本のキーパーをキャッチしていました。
スピナーベイト、ポッパーなどで攻めていました。
朝のシャッドスポーンパターンが終わると、再びディープへ…そしてStrikekingのXDシリーズでビックフィッシュ!KVDの完璧な試合展開が4日間、他を圧倒するウェイトを叩き出しました!
最後に・・・
4日間トータル96lb2oz(43.6kg)一度もトップを譲ること無く横綱相撲と言った感じでしょうか、実力を遺憾なく発揮したKVDの戦いでした。
2016年のエリートは久しぶりの優勝者が多い気がします。初戦のリッククランの優勝でベテラン実力者達が気持ち的にも何か変わったのかな?と感じます。大森さんも10年ぶりですし、KVDも5年ぶりの優勝ですからね。
早くも前半戦が終わり、6月から始まる後半戦もベテラン勢が活躍するかもしれません。バスマスターエリートシリーズますます目が離せない戦いが続きそうですね!楽しみです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
画像はBassmaster.comからお借りしています。