11月13日(日)にPRIDE50クラシックに参戦してきました。2016年のシーズン上位10人だけの凄腕アングラーの戦いとあって、みんな厳しい状況の中でもしっかり釣ってくる所を見ると、さすがだなぁと感心させられます。
11月の琵琶湖はシャローマンの私にとって、決して簡単ではない季節であり、今年こそはなんとかしたいと意気込んで試合の当日を迎えました。
シャロー道というこのブログの事を忘れ、勝ちに行った結果は…はたしてどうだったでしょうか?
シャローマン、ディープクランクを巻く!
朝の気温は9度とこの時期らしい肌寒いというより寒い気温でしたが、天気予報では日中は20度以上まで上がり、無風の予想でした。
気温上昇+無風と言うことで、昼の水温が上がったシャローで良いバスが釣れるかもしれないと、内心期待していました。しかし、例年のこの時期はシャローはかなり難しく、リミットをそろえることすら難しい季節なので、まずは1匹釣ろうと冬に向かってディープに落ちていくバス狙って、朝一は4〜5mでベイトが魚探で確認できるエリアに入りました。
そこで選んだルアーがディープクランク!好きな釣りではないけど嫌いでもないのでw数年前に良い思いをしたのを思い出しながらの展開です。
しかし、大会前から聞いていた「デス・レイク」の言葉通り、ノーバイトな時間が続き…やっとひったくるようなバイトがきたと思ったら子バス…。数本は釣れるんじゃないかと期待していたにも関わらず、空振りに終わってしまいました。
ライトリグの展開も考え、珍しくスピニングタックルもボートに積んでましたが、ベイトが固まっておらず、ふらふらしてる感じ?だったのでエリアを絞り込むことが難しく、広く探る展開だけになってしまいました。(後で分かったのは一定の場所を回遊していたこと)
水温上昇を期待していたシャローが…
2時間ほどかけて探った沖のディープが不発に終わり、水温の上昇を期待してシャローエリアへ…。青サギもいるし、空には鷹が群れてました。
バスに攻撃を受け死んだ小魚の死骸の匂いが上昇気流に乗り、鷹を呼び寄せるって聞いたことがあったので、こりゃ釣れるんじゃないかとポジティブシンキング!
水温が14.6度と思ったよりも低かったので、スローに丁寧に探っていきました。そしたら待望のバイト!!掛けた瞬間ドスンとビックな重量感!
カバーの釣りをしてる時は、頻繁にラインを切っては結び替えてるのですが、なかなか食わない状況だと「魚釣ってないし、まぁ大丈夫だろう…」という心の隙が生まれてしまうんですよね。残念無念…。皆さんもどんな時でも、結び変える癖はつけといたほうが良いですよ。私みたいに泣く事になります…。
ディープストリームさんに面白い記事があったので貼っておきますね!ナイロンの話ですが、参考になると思います!
このラインブレイクで正直メンタルやられましたね…。本当この時期の貴重なシャローの1本を自分のミスで台無しにしたのですから。その後はすぐ横で40㎝1本を釣り上げましたが、集中力も持続せず、その後のバイトも大会終了までありませんでした…。
写真を見て分かると思いますが、魚の尻尾がくるんと曲がってますよね。これは暴れた瞬間を写真にしたのではなく、体が曲がったまま固まっているのです。水温が低い時にバスを持つとこの様にくるんと曲がるので、私はこのような状態のバスが釣れたら晩秋から冬の釣りを意識しながらの釣りに切り替えてます。
上位陣の釣り
私は全然ダメだったクラシックになってしまいましたが、やっぱり釣ってくる人は釣ってきますね!
今回の優勝者と3位の人はスワンプクローラを使ったライトリグの展開でした。2位の選手もライトリグでしたが、何のワームだったか聞いてませんでした(;^_^A
釣り方としては「ルートフィッシング」って感じでしょうか。優勝者は北の取水塔をスワンプで超ロングステイ。3位の人は50mぐらいの狭い範囲のベイトが入ってくる場所をひたすら粘る作戦だった様です。
私はスワンプをほとんど使わない(ただの食わず嫌いです…)のですが、少し気になったことがあったので、Twitterで質問してみました。↓
皆さんに質問です。「スワンプクローラ」は主に2種類あると思ってますが、皆さんはどちらをよく使ってますか?どちらが釣れると思います?回答お願いします(^^)
— Hideki (@shallowdou) 2016年11月14日
スワンプクローラはZBC(ズーム)の方が人気があるみたいですね!私も参考にして使ってみようかな!
優勝者の方はReinsでしたよ。レインの方が硬さがあって良いんですよ…とだけ言ってました。カラーはもう売ってない「コットンキャンデー」大事な場面の時だけに使ってるそうです。
最後に・・・
今年のPRIDE50の全日程が終了しました。今年1回も勝てなかったなぁ…と悔しい思いがありますが、レギュラーシーズン後半で巻き返し、年間3位に上がれたのは自分の中では良かったかなと思います。
来年は1度以上の優勝と、AOY奪還を目標に頑張りたいと思います。
大会関係者の皆さん、1年間ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。