世界が注目するバスプロトーナメントが、フロリダ州のキシミーチェーンで幕を開けました。
6日間の戦いを制したのは、バスマスタークラシック2連覇中のジョーダン・リー選手!2位はこちらもクラシック優勝経験を持つエドウィン・エバース選手。
その2人の戦いはラスト3分までどちらが勝つか分からない壮絶なデットヒートでした。
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BPT開幕戦の結果
記念すべきBPT(バスプロトーナメント)第1回大会で見事優勝したのは、バスマスタークラシック連覇中の「ジョーダン・リー」
2位にはベテラン「エドウィン・エバース」が続き、10位には大森貴洋選手が入賞です!
大森さんは予選とは違う湖で戦う決勝こそ苦戦していましたが、予選~準決勝では得意のキシミーチェーンをリップレスクランク・パターン(TDバイブ)で見事決勝進出を果たしました!
※追記:大森さんが今大会で使っていたタックル▼
どこのブレーデッドジグですかね?大森さんにブレーデッドジグのイメージが無いですけど、多用してるのかな?真ん中はスレンダーポインター。今大会のメインルアーはTDバイブレーションでしたね!
結果はこちら⇒Bass Pro Tour Results
BPTの醍醐味!ラスト15分の攻防
開幕前の評判ではBPTってビッグフィッシュよりも数釣りで見てて面白くないんじゃない?と言う声がちらほら聞こえてきましたが、実際に始まってみればビッグフィッシュも数多くでて見ごたえあるシーンが多かったと思います。
その中でも特にドキドキしたと言うか今までのバストーナメントにない緊張感があったのが、決勝ラスト15分のリー弟とエバースの戦いでした。この息を呑む戦いは是非動画でご覧ください。
こちらからMLFのサイトに移動します⇒Bass Pro Tour B&W Trailer
少し下にスクロールすると赤枠のチャンピオンシップラウンドMLFナウ!があるのでクリックします。
決勝全てのライブ映像(5時間オーバー)の動画が見れますので、時間を5時間15分あたりまでスライドします。
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ペナルティーが心を揺さぶる
ここからは大まかにどんなことが起こったのかを書きます▼
この時点では12lb程の差が開いていて余裕のジョーダンリー。しかし、エバースが調子よく釣り上げどんどん迫ってきます。その焦りからか、この後にリーがミスをして2分釣りができなくなるペナルティーを受けてしまいます。※BPTのルールでボートのフロアにバスを落とすなどして魚体がフロアに触れるとペナルティーで2分間釣りができなくなります。
この2分ペナルティーを受けている間、2位のエバースとの差は6lbと1匹ビッグフィッシュが釣れたら逆転されてしまう僅差。
レフリーに無情にも重量差を知らされるフォーマットは、ジョーダンリーを更に追い込みます。リーにとって凄まじく長く感じる2分間だったでしょう…。
しかし!2分のペナルティーを消化し、キャストした1投目に3lbオーバーの価値あるビッグフィッシュを釣り上げます!これで勝負決まった!
結果的にはこの1本を釣らなくても逃げ切っていましたが、BPTのルールが非常にハラハラドキドキするエキサイティングな展開を演出してくれたことは間違いないでしょう。ぜひ動画をご覧ください。
最後に・・・
劇的なラストで幕を降ろした開幕戦。選手の精神状態を揺さぶるフォーマットはとても面白いトーナメントだなと感じました。
そして、最後に気になったのはこの写真▲エバーグリーンのジャックハンマーを作った男「ブレット・ハイト」が釣り上げた今大会ビッグフィッシュ賞9lb12ozのスーパービッグフィッシュ!B.A.S.S.の5本キーパーだったらと思うと…。ブレーデッドジグがキーになる大会ではやっぱりこの男が釣ってきますね。
次戦のBPTは2月12日~始まります。もうすぐですね!非常に楽しみです!
ちなみに次戦はジョーダン・リーが2017年バスマスタークラシックで優勝した場所です。また勝つのか???
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。