新シリーズ「バスプロ・トーナメント」の第2戦がテキサス州のレイク・コンローで2月12日〜2月17日に開催されました。
優勝したのはB.A.S.S.で11度の優勝経験を持つ「エドウィン・エバース」。決勝では8lb1oz(約3.6kg)のビッグフィッシュも釣り上げ圧勝しました。
今回はそのエバースの釣りを見ると同時に、深江さんの決勝進出が見えた終了1分前の悪夢…も見ていきたいと思います。
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エバースの釣り方など
皆さんこんにちは、シャロー道のHidekiです。
BPTは毎回、終了間際にドラマが多く起きるので毎朝早くに起きて観戦しています。
そのBPTの第2戦の優勝は、開幕戦でも激しい乱打戦の末、準優勝を勝ちとったエドウィン・エバース。オールラウンダーらしい様々な釣りを駆使し、決勝51lb12ozを釣り上げ2位と11lb以上(約5kg)の大差で優勝しました。
その決勝のハイライト映像が観れますのでこちらをご覧ください▼
最後にドロップショットリグ(ダウンショットリグ)で8lb1oz(約3.6kg)のビッグフィッシュを釣り上げてますね!
多くの方が気になると思うウィニングルアーですが、オールラウンダーのエバースはとっかえひっかえルアーを変えてバスを釣り上げてるので良く分かりません(笑) 決勝だけで24本ものバスを釣っていますし。
※追記:エバースがタックルの詳細を説明しています▼
私がライブで見ていたエバースの釣りは、川と言うよりクリーク(小川)のような場所でブレーデッドジグなどの巻物を中心に釣りしていました。
ラスト10分前に釣り上げた8lbのビッグフィッシュはドロップショット。パターンフィッシングと言うより、その場所に釣り方を合わせた適材適所の釣り方をしていた感じでした。
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フカシン悪夢の準決勝
この第2戦で一番ハラハラドキドキしたのは準決勝ではないでしょうか。
予選を勝ち上がり準決勝にコマを進めた深江真一さん。決勝に進むには10位以内に入らないといけない状況で一時は6位前後をキープしていました。
しかし!のこり10分を切った頃には10位……。11位の選手とは3oz差(84g)と超接戦。10位近辺の選手がキーパー1本でも釣ったら順位が入れ替わる、何とも言い難い張りつめた緊張感が漂います…。
しかし、だれも釣れずその状況のまま残り1分まで続きました。このまま終われば深江さん決勝進出!…と思った瞬間!
残り時間30秒ぐらいでしょうか、12位に着けていたステファン・ブローイングが3lbのバスを釣り上げたのでした…orz
その時の動画がこちら▼ 結果を告げられた深江さんの表情が悔しさを物語っています。
「10th place Stephen Browning…」て言われた時の「Really?…」って感じが何とも言えない…
そこは深江真一w
悔しかった深江さんは帰着しボートを降りた後、「Leave Me Alone!」(放っておいてよ!)と言いながら泣き崩れます…
Both sides of the Elimination Line: The reactions from @browningfish & @ShinFukae were priceless: pic.twitter.com/FnPrEwBCnK
— Major League Fishing (@MajorLeagueFish) 2019年2月17日
って言うのは冗談で(笑) その後は笑顔でエキサイティングで楽しかったぁ!見ている方もそうでしょ!と言ってます。深江さんにとってこのBPTのルールは今年が初めてですし、慣れてないにもかかわらず成績を残すあたり流石だなと思いますね!
ハラハラドキドキの展開が選手も面白いでしょうし、観戦している方もそれが伝わってきてBPTは非常に面白いなぁと感じました。
最後に・・・
これで第1戦と第2戦が終わりました。この2戦の上位30名が「カップイベント1」に参加できます。深江さんは45位と残念ながら出場できませんが、大森さんが19位で出場権を獲得しました!やりましたね!
次回のBPTは第3戦、3月26日〜3月31日にLake Raleighが開催されます。その間に歴史と伝統のバスマスタークラシックが3月15日~テネシーリバーで開催されます。スーパースター達が揃う最後の?バスマスタークラシックなのでお見逃しなく!(うぅ…最後っていうとなんか悲しいぞ…)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。