巻き物で広く探りたいけど、スピナーベイトだとちょっとアピールが違う気がする…クランクベイトだとウィードやボトムを叩きすぎちゃう…。こんなもどかしい状況、よくありますよね?
そんな時に、強烈な振動とフラッシングでバスに狂ったようにスイッチを入れてしまう「技」を持つルアーが、今回紹介するエバーグリーンの「ジャックハンマー」です。
以前のOSPブレードジグの記事でも少し触れましたが、あの世界最高峰の大会でぶっちぎりの優勝を果たしたブレット・ハイトと、日本のトップトーナメンター清水盛三プロがタッグを組んで作り上げた、まさに「世界基準」のブレーデッドジグなんです。
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エバーグリーン ジャックハンマーのスペック

・ウエイト:様々な水深をカバーする豊富なラインナップ(3/8oz、1/2oz、3/4oz、1.2oz)
・カラー:濁った水からクリアウォーターまで対応する充実のカラーバリエーション(カラーいっぱい!)
・価格:ん?高め?でも世界基準の釣果が手に入るなら…1,250〜1,350円(もちろん税抜!)
圧倒的な立ち上がりの早さと強烈な振動
ジャックハンマーを使う上で一番驚くのが、着水して巻き始めた瞬間にブルブルッ!と手元に伝わる立ち上がりの早さです。ブレードとヘッドがぶつかり合う「カチカチ」というクラック音と強烈な振動で、遠くにいるバスも強烈に引き寄せます。
基本はタダ巻きでOK。一定のスピードで巻いてくるだけで、チドリすぎず真っ直ぐ泳いでくれる直進安定性の高さも、狙ったコースをキッチリ引けるので使いやすいポイントです。
動画で動きをチェックしてみて下さい▼
クリアな水質はOSP、マッディ系はジャックハンマー!
ここからが私のシャロー道的な使い方ですが、同じブレーデッドジグでも、水質によって明確に使い分けています。
クリアな水質の時は、以前紹介した透明ブレードの「OSPブレードジグ」の出番。そして、濁りが入ったシャローエリアを強気で攻める時こそが、この「ジャックハンマー」の絶対的な独壇場になります。
水深ではなく「スピード」でウエイトをローテーションする
ジャックハンマーでシャローを巻く時、私は水深で重さを変えることはしません。「巻きスピード」で使い分けます。
基本となるのは「3/8oz」です。これで普通にシャローエリアのカバー周りや葦際をテンポ良く流していきます。そして、状況を見て「もっと早く、スピーディーに広範囲を流したい!」という時には、「1/2oz」にウエイトアップします。このスピードによるローテーションが、濁ったシャローでリアクションバイトを誘発するキモになります。
最新テクノロジーをねじ伏せた!大森貴洋プロのBPT初優勝エピソード
ここで、ジャックハンマーの凄さを物語る激アツなエピソードを一つ紹介させてください。
アメリカの最高峰トーナメント「BPT(バスプロツアー)第2戦」2026年2月19日~22日のレイク・ハートウェル戦で、あの絶対的トップアングラー、大森貴洋プロがジャックハンマーを武器に念願のBPT初優勝を飾ったんです!
この大会、周りの若手プロたちが最新のライブスコープを駆使してディープの魚を狙い撃ちする中、なんと大森さんは大会を通して一度もライブスコープを使わず自分のスタイルを押し通したそうです。
「自分はシャローのパワーフィッシングの方が釣れる」と信じ抜き、濁りの入った川のシャローエリアに絞って、ひたすらジャックハンマー(ホワイトチャートの3/8oz)のシャロー巻きという「カッコ良すぎるスタイル」を貫き通しました。
ちなみにその時のトレーラーは、濁りの中でもしっかりアピールできるように少し大きめの「Z-Man ディゼルミノー(5インチ)」のパールカラーを選んでいたのも見逃せないキモですね。最新テクノロジーに頼らなくても、ルアーの持つ圧倒的なパワーと、信じて巻き切るスタイルでビッグタイトルを勝ち取れる。まさにジャックハンマーの底力を見せてくれた最高の試合でした!
オススメのトレーラー

大森さんが使用したシャッドテール系も良いですが、ブレーデッドジグの定番といえばブレット・ハイトの代名詞でもあるゲーリーヤマモトの「ZAKO(ザコ)」です。ボリューム感のあるボディと、テールだけがピロピロと動くアクションが、ジャックハンマーの強い振動と相性抜群です。
もちろん、私が大好きなOSPの「ドライブスティック」もオススメです!ドライブスティックを付けると、一定のレンジをキープしやすくなり、ボディの水押しが強くなるので、オープンウォーターで広く探る時にとても効果的です。
トレーラーワームのズレ防止は…

OSPブレードジグはズレ防止にフィナの「トレーラーロック」を使うのですが、ジャックハンマーはしっかりしたワームキーパーが標準装備なのでトレーラーロックは必要ありません。
どのような場所で使うか?

大森さんの優勝エピソードからも分かる通り、濁りが入ったシャローエリアのカバー周りや葦際を強気で巻くのに最適です。
また、春のプリスポーンの時期などにウィードのトップをかすめるように巻いてきたり、リップラップ(石積み)に軽く当てながら巻いてくるのも効果的です。スナッグレス性能が高いので、「ここにバスがいる!」と信じた場所にガンガン投げ込めるのが強みですね。
グラスロッドがバイトを絡め獲る(大森さん直伝!)
参考までに私が使用しているタックルです。

・Lure:エバーグリーン ジャックハンマー 3/8oz〜1/2oz
・Rod:ダイワ TATULA ELITE 701MHRB-G カーボン21%
・Reel:シマノ バンタムMGL XG
・Line:アプロード GT-Rウルトラ 20LB
勘の良い方はお気づきかもしれませんが、私が愛用しているこの「TATULA ELITE 701MHRB-G」、実は今回優勝した大森さんのシグネチャーモデルなんです!(笑)
以前の記事でも書きましたが、ブレーデッドジグにはグラスロッドやグラスコンポジットが絶対にオススメです!ジャックハンマーの強烈なバイトを弾かず、障害物にコンタクトして外れた瞬間にルアーが飛びすぎないようにするためには、このグラス特有の「粘り」が必要不可欠になります。大森さんも優勝時に全く同じモデルを使っていましたよ。っていうか、大森さんが巻物する時、このロッドしか使わないんですけどね(笑)

最後に…
ブレーデッドジグは各社から色々な種類が出ていますが、このジャックハンマーの「ブルブル感」と「カチカチ音」は、一度使うと病みつきになってしまう魔力を持っています。
「今日は巻きで釣りたい!」と気合を入れた日には、ぜひジャックハンマーを結んで、最新機器にも負けないストロングな釣りを信じて巻き倒してみて下さい。きっと、ひったくるような強烈なバイトとともに、ビッグフィッシュを連れて来てくれるハズです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。






























