バッテリーを持ったら腰をグキッ。
バスフィッシングをしている人は、腰痛に悩まされる人が多いですよね。荒れてる湖上をボートで走る事も多く、腰にはすごい負担がかかりますし、重いバッテリーを持つ事もありますから、筋力トレーニングが欠かせません。
楽しいバスフィッシングが怪我のためにできないなんて事を無くすためにも、日頃から筋力トレーニングをしていきましょう。
まずは、どんな時に体力が必要かを考えてみましょう。
体力を使う場面
準備
ボートやエレキなどを買ったりすると、一個20~25㎏のバッテリーを持ち上げてセッティングしなければなりませんよね。マジで重い!
移動
ラン&ガンなんて言葉もあるぐらい、バスフィッシングは移動が多い釣りです。天候が悪くなれば湖上の波も高くなり、身体にかかる負担は大きいです。
キャスティング
丸一日、ハードルアーを、キャストし続けると、1000投を超えます。最近のタックルは軽量化されて使いやすくなってはいますがフリッピングをする時などは、どうしても竿が重くなりがちなので、腕の筋力が必要です。
フッキング
ヘビーカバーの中から、強引にバスを引っ張り出す時は、腕の力だけではなく、足の筋力や背筋の筋力も必要です。
バスとのファイト
フッキングした後、ランディングするまでに岩などに潜られたりしてラインブレイクなんてことをなくすためにも、強引に戦わなくてはいけない状況があります。デカいバスならなおさら、筋力が必要ですね。
大会などでの写真撮影
5本で10㎏を超えた時に、嬉しくてバスを両手で持ち上げて写真撮影しますよね。その時に力がないと腕がプルプルしてくるし、顔が引きつってしまい、せっかくの写真が残念なことになってしまうかもしれません。
10㎏越えの写真撮影は滅多にないですが、簡単に考えただけでも、体力が必要な場面が多くでてきます。バスフィッシングって体力勝負なんですね。
実際にどの様な筋力トレーニングをしていけば良いかを考えてみましょう。
背筋を征すれば、全てを征する
背筋をしっかり鍛えておけば、一生バスフィッシングを楽しめるんじゃないかと思うぐらい、一番大事な筋力です。
私のオススメはこれ!背筋を鍛えろと言ってるのに…
腹筋ローラー! なんか通販番組みたいになってきた(笑)
使い方はいたって簡単!ハンドルを握ってヒザをついて前に転がって戻ってくるだけ!
これのスゴい所は、腹筋はもちろん、背筋もしっかりバランスよく鍛えれるところ!肩、腕、足、色々な場所もいっきにトレーニングできてしまう優れものなんです。
この腹筋ローラーをヒザをついて20〜30回できるようになればバッチリです。
最初の頃は10回程度やっただけで、数日は筋肉痛になってしまうぐらい効果が高いです。
ジャッキーチェンは映画で、膝ではなく立ったまま何回もやってました!スゲーーー!冒頭の画像のお姉さんも立ってやろうとしてますが、本当にできたらマジでスゲーーー(笑)
※使い方を間違えると怪我をしますので、取扱説明書をしっかり読んでから行いましょう。
後は自分に必要だと思う箇所、例えば、船の上で立っているのが大変だなっと思えばスクワットなどをやればOKです。
毎日こつこつと…
重要なのは2つです。
1、続けてやる
筋トレは日頃の積み重ねで付いていくものなので、続ける事が大切です。これが一番難しいですが、腹筋ローラーならやる数も少ないですから、だれでも続けられます。
2、自分の体重でやる
マッチョになりたいなら別ですが、怪我をせずにしっかりとした筋力を付けるには、自分の体重を使ったトレーニングが一番効果的です。筋トレと言ったらダンベルなどを使ったウェイトトレーニングというイメージがありますが、ウェイトは自分が持ってます。それを上手く使えば、怪我をしないで体力は向上していくでしょう。
アメリカでは「スポーツフィッシング」と呼ばれているぐらい、体力が要求される釣りです。
プロであっても、趣味の範囲内の人であっても、バスフィッシングには筋トレは欠かせないのです。
筋トレをしていれば、日頃の生活でも役に立つことがあったり、健康的にもなっていき、良い事ばかりです。体力付けて、デカいバスをこれからもいっぱい釣っていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。