ベイトリールのガタは摩耗が激しいレベルワインダーから始まる…。
メンテナンスを忘れがちになってしまうレベルワインダー。どこよりも汚れが溜まりやすく放っておくとガタが出てしまい、巻き心地に振動が出てしまいます。
今回は摩耗が気になるレベルワインダーの掃除方法と、保護に役立つ高粘度オイルを紹介します。
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日頃のリールメンテナンス
皆さんこんにちは、メンテナンスをほぼしない大森貴洋さんに喝を入れたことのあるシャロー道のhidekiですw
大切なリールを長持ちさせるにはメンテナンスがとても重要だと考える私ですが、それでも忘れがちになってしまう場所がレベルワインダーです。掃除してみれば分かりますが、ウィードや砂などの汚れが非常に溜まりやすい場所だったりします。
そこで今回は私がやっているメンテナンス方法の紹介です。もちろん釣行毎やるのがベストだと思いますが、私は釣行3回程もしくは月1程でやっています。いつまでも新品のような巻心地を維持するためにも定期的なメンテナンスをオススメします。
掃除方法とオイル
まずは溜まった汚れを掃除していきます。使うものは綿棒と爪楊枝があれば掃除が可能です。
リールの持ち方に工夫が必要ですが、リールのハンドルを巻きながら綿棒をレベルワインダーに軽く押し付けると汚れが取れます。私のリールには細かなウィードが溜まっていました。よく見ると汚れの中に砂も混ざっていました…摩耗の原因ですね。
レベルワインダーの角など綿棒では届かない場所にゴミが溜まっていたら、爪楊枝を使って取るようにしています。
掃除が終わったら保護
掃除が終わったらレベルワインダーを保護するためにオイルを刺します。
「え?そこは負荷が掛かるからグリスじゃないの?」と思う方が大半だと思いますが、なめらかな巻心地を維持しながら摩耗を抑えられる高粘度のオイルが実はあります。
それがグリッチオイルから発売されている「EVO-500」というオイルです。
左:TEFROSSO 中:EVO-500 右:TUMBLE WEED
『EVO-500』GLITCH OIL初の超高粘度パワーオイル
EVO-500は、これまでの潤滑性か抑磨耗性のどちらか一方ではなく、潤滑性と抑磨耗性の両方を兼備した全く新しいオイルです。「柔」と「剛」を併せ持つEVO-500が瞬発的な動きをサポートしながら、同時に道具を保護します。特に磨耗や軋みの強いパーツ部分にご使用下さい。GLITCH OILより
巻物時などの負荷があまり掛かない時は滑らかに。魚とのファイト中など負荷が掛かる時はしっかり保護を両立したオイルになっているEVO-500。
両極端の性能が必要とされているレベルワインダーにはベストな潤滑油ではないでしょうか。
オイルを刺す
超高粘度というだけあって非常にドロっとしたオイルになっています。
これを1滴だけレベルワインダーに落とします。高粘度だけあってこの1滴が難しかったりしますw
後はゆっくりとクルクルとハンドルを回してオイルを浸透させればメンテナンス完了です。しっかりと皮膜を形成し、いかにも保護してるぞ!って感じが良いですw
最後に・・・
レベルワインダーは置かれている環境が案外過酷です。長年使っていてリールにガタが出てくるのを感じ始めるのが実はレベルワインダーだったりします。
「EVO-500」でメンテナンスをして、高価で大事なリールを長持ちさせましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。