シーズナルパターン

必ず覚えておきたい釣れるカバー(障害物)の見分け方。ストラクチャーとの関連性でバスを捜す。

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永遠と続くような同じような杭や葦といったカバー(障害物)

どこに投げても釣れそうに見えるカバーでも、釣れる場所は1ヶ所だけ?

今回は基本的な釣れるカバーは何が違うのか、釣れるカバーの見分け方を紹介したいと思います。

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はじめにカバーとストラクチャーの違い


今回、釣れるカバーの探し方を紹介するにあたって、確認しておきます。

カバーとは、アシ・橋脚・杭・オダ・立木などの障害物のこと。
ストラクチャーとは、カケアガリ(ドロップ・オフ)・馬の背(ハンプ)・川筋跡(チャネル)などの地形のこと。

カバーとストラクチャーを混同しているアングラーが多いので覚えておきましょう。

ストラクチャーを見てからカバーを見る

皆さん、こんな経験はないでしょうか?
「釣れそうに見えるカバーだけどいつ来ても全然釣れない…。」「同じような杭が永遠と続くエリアでバスが釣れる場所がいつも同じ…。」これはカバーの良し悪しではなく、その場所に絡むストラクチャーの問題が影響しています。

狙う場所を絞り込んでいく時、先にカバーを見るのではなく、ボトムの変化であるストラクチャーを見てから、それに絡むカバーを見ていくようにします。

例えば、杭が永遠と続くような場所でも、その中でもカケアガリに立っている杭だけを狙う。どれも同じに見える橋脚でも、チャネルが通っている場所を狙う。そうすることによって、バスを探し当てるための時間を短くし、次のバスへのキーワードを見つけ出すことができます。

私が覚えたストラクチャーの重要性


※画像は琵琶湖の真珠棚です。
私が西の湖に通っていた時、湖底の変化のストラクチャーの存在が非常に重要だと言うことを学びました。

西の湖は基本フラットな地形で変化が乏しいですが、所々に真珠棚が多く存在しています。
その真珠棚の周りを何も考えずにボートで流していると、誰が見ても釣れると分かる真珠棚の「角」意外にも、何もない真っ直ぐな棚でも、明らかにそこだけ良く釣れる場所が見つかったりします。その周りを丁寧に魚探をかけると、周りと水深が少しだけ違ったり、浚渫が絡んでたりと必ずと言って良いほどストラクチャーが絡んでいました。

この様に一見同じように見えるカバーでも、ちょっとした水深の変化がバスを留まらせる要素になっている事を学んだ出来事でした。

地図から読み解く


当時の経験からストラクチャーの重要性を学んだのですが、それからというものどこの湖や野池に行くにもGoogle Mapは必ず見ます。等深線の入った地図を手に入れられるのがベストですけどね。

例えば、ここに川が流れ込んでるな…とかフラットの規模の大きさを見て、それがどこでディープと隣接しているのか…などバスが多いであろうエリアを探します。

地図から情報を得るのは慣れが必要だと思いますが、地図を見る癖を付けるのは大切だと思います。そうすればおのずとバスの通り道だったりが分かるようになり、実際のフィールドでそこにカバーがあれば、攻めてみる価値のあるカバーになるのです。

プロの大会でも

バス釣りの本場アメリカの最高峰バスマスター・エリートで優勝したアーロン・マーテンスが選んだ場所も参考になります。

こちらの動画を見て頂きたいのですが、見た目はどこにでもあるボートドッグです。(日本ではなかなか見られない程ゴージャスですが…)

一見、どこも同じようなボートドッグですが、等深線の入った地図を見るとブレイクラインが通っている水深の変化がある地形になっています。
※画像中央の左右に伸びる5本線がボートドッグです。

黄色が陸地・水色→白と水深が深くなっていきます。

この湖で同じようなボートドッグを探してみましたが、このように水深の変化があるボートドッグは見つけられませんでした。他とは違うこのボートドッグが特別バスが集まりやすいカバーになるのです。

最後に・・・

特に釣れるカバーは周りの地形変化であるストラクチャーの存在が非常に大きいです。物凄く釣れそうなカバーが続く場所でも、地形変化が乏しい場所はバッサリ切り捨てることができるようになると、バスに出会えるチャンスが多くなリますので、地図を見ることから始めてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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