世界のトップトーナメンターが使うソフトベイト!
状況が悪かったりしてバスがなかなか釣れない時など、湖上で悩む時ありますよね。そんな困った時は、ライトリグを試す事が多いと思いますが、その持ち駒のひとつとして覚えておきたいソフトベイトがあります。それは…
「ケイテック Swing Impact FAT」
このシャッドテールの利点は広く探りつつ食わせもできるルアーであること。特にこのスイング・インパクトはゆっくり巻くことが可能な優秀なワームで、シャッドテールの中で最高!という言葉も日本のみならずアメリカでも多く聞かれます。
今回はスイングインパクトの利点を生かした使い方を紹介したいと思います。
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スペック
まず初めに気になるスペック。ケイテックさん刻んできますね〜。狙うバスの大きさや、エサになる小魚(ベイトフィッシュ)のサイズに合わせやすいラインナップですね!
・2.8in 3.5g (8尾入り) ・3.3in 5.6g (7尾入り) ・3.8in 8.5g (6尾入り)
・4.3in 10.3g (6尾入り) ・4.8in 12.8g (5尾入り) ・5.8in 22.8g (4尾入り)
・6.8in 36.5g (3尾入り) ・7.8in 54.2g (2尾入り)
カラーはナチュラル系が主になります。濁った水よりかはステイン〜クリアーな水色での使用を考えてのカラーラインナップな気がします。
6.8in・7.8inのカラーはこちら
凸凹の表面が釣れる要素
私は考えた事が無かったのですが、ケイテックのホームページにこんな事が書いてありました。
ベイトの輪郭をファジーにする(輪郭があいまいなものを魚は好む)。
keitech.co.jpスイングインパクトファットより
昔リングワームと言うワームがあり、良く釣れる事は知ってましたが「リングボディーは輪郭がボケるから、魚は好んで食べる」という考えは初めて知りました。バス釣りの奥深さですね。
また、この凸凹が水の抵抗を増し、ノーシンカーでの引き心地をしっかりさせる。と言う効果もあるらしく、確かに使っていて引き抵抗がしっかりしているので、とっても扱いやすい印象です。
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私のオススメの使い方
どんなリグでも釣れるスイングインパクトですが、私がオススメする使用方法は「3.8inのジグヘッドリグ」です。ジグヘッドの重さは水深に合わせます。3m〜4mあたりでの出番が多いので3/32ozを基本に調整しています。
スイングインパクトは最大限に水噛みを良くして作っているという事もあり、超スローに巻いてもプルプルとテールが動き、ボディまで震わせます。他のワームには真似できないスローリトリーブが、このスイングインパクトなら可能なので、5月頃のアフタースポーンの時期や、晩秋から冬にかけての低水温期に物凄い力を発揮してくれます。
2.8inですが、動画がありましたのでチェックしてみて下さい↓
テキサスリグもオススメ
ウィードや障害がある根掛かりしそうな場所には3.5g前後のテキサスリグにしてゆっくり巻きます。ジグヘッドに比べればフッキング率は下がりますが、カバーの中の警戒心が薄い魚なので、しっかりしたセッティングをすれば、問題なくフッキングに持ち込めます。オススメのフックはフィナのオフセット#3/0がバランス的に丁度いいと思います。
粋な計らい
写真では見にくいですが、オフセットフックをセッティングする時、頭の部分の真ん中に印が付いています。シャッドテールは針をワームに対して真っ直ぐなるようにセッティングしないと、クルクル回ってしまったりしてしまいます。なのでこの印のお陰で真っ直ぐにセッティングできます。さすが林さんですね!
どのような場所で使うか
私が良く使うタイミングは、オススメの使い方でも紹介したバスがスローな時期です。その他にも頭の中が真っ白になってきた時…(笑)要するにピーカン無風のタフでどうしようも無いぞ…という時に力を発揮してくれます。
私が良く行く琵琶湖を例にあげると、水深3m前後のウィードフラット、または浚渫のエッジをひたすらゆっくり巻きます。オカッパリでもかなりの実績があり、ライトテキサスにしたスイングインパクトを岸と平行に流したり、レイダウンなどの障害物の周りをタダ巻きすると、物の陰から静かに寄ってきてバイトしてきます。
本場アメリカでの評判
2015年バスマスター・クラシック優勝者のケーシー・アシュリーもスイングインパクトを愛用しています!
あのアメリカの情報を提供してくれている雨貝さんもその姿に驚いてます。バサー(2014年7月号)にこんなことを書いています。
第一にその泳ぎの素晴らしさだ。使っている選手に聞くと、「今まで使ったスイムベイトの中で一番!」という答えがほぼ必ず返ってくる。(中略) 筆者はケイテックの回し者でも何でもないのだが、日本人として誇らしい気持ちだ。さすがは林圭一さん!
と本場アメリカのプロも大絶賛です。これは過去の雑誌ですが、現在でもスイングインパクトをアメリカのプロが使っているのを見ると、これ以上のスイムベイトが出てきてはいないようです。
タックル
・ロッド:ROAD RUNNER 630MLS SOFT JERK BAITS & SMALL HARD BAITS
・リール:シマノ ステラ[STELLA]2500〜3000番
・ライン:サンライン FCスナイパー 5〜8lb
障害物やウィードの周りで使う事が多くなるので強めのセッティングです。それにデカいバスも良く食ってくるルアーでもあるので、柔なタックルはNGです。
Rod:ダイワ BA-UST 701MMHRB-G カーボン24%
Reel:シマノ カルカッタ・コンクエスト 100DC
Line:サンライン FCスナイパー 12〜14Lb
オフセットフックを使うので食い込み重視のグラスコンポジットを選択しています。バイトもガツンと食ってくると言うよりは、後ろから付いてきて吸い込んで食うバイトが多いので、竿先が入りやすいロッドを選ぶの事が大事になってきます。
パッケージング
林さんの追求心と言いますでしょうか…「ワームを絶対に曲げないぞ!」と言う気持ちが現れているように見えるパッケージング。ワームが動かないようにピッタリなサイズで作ってあります。曲がってしまったら本来の力を発揮できないシャッドテールワームの事を一番に考えたモノ作り。それがケイテックの良さだと思います。
最後に・・・
私的には、活性が高い時は攻めのドライブシャッド。活性が低い時は守りのスイング・インパクト・ファットと使い分けをしています。
もちろんスイング・インパクトは早く巻く釣りでも優秀なシャッドテールです。ブレーデッドジクのトレーラーや、ラバージグのトレーラーなどなど…何でもこなせて良く釣れるワームが「ケイテック・スイングインパクト・ファット」です。
使った事ない人は是非とも使ってみて下さい!素晴らしい釣果に驚かされますよ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。