シーズナルパターン

これだけはチェックしておきたい!葦エリアの攻め方!

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 3月〜5月の春バスにとって、ワンドに生える葦は絶好のスポーニングエリアになります。
しかし、同じように見えるアシでも、水深や密度など、ありとあらゆる違う条件のアシが混合しています。
そんな簡単そうで難しいアシの攻め方を考えて見たいと思います。

1、新芽がいち早く生えてくるエリアから釣れ始める。
 冬の間に枯れて茶色くなったアシの根元から青い新しい芽が出てくる。
その芽が他のアシより早く出てくるエリアは水温上昇が早く、いち早くプリスポーンのバスが入ってくる。
なので、どのエリアからプリスポーンのバスが釣れ始めるのかが分かるので、注意してアシ際を見てほしい。

2、ブレイクに近い葦が良い
 初春など、まだ水温が上がりきらない時などはすぐにディープに逃げられるエリアのアシが良かったりする。
他には水門付近の葦やハードボトムの葦など、変化がある付近のアシもバスが多く入ってくる。
裏側の流れ込みなんかみつけたら、慎重に攻めたい。静かに近づくと水の流れる音が聞こえたりするので、要チェック!

3、春は不用意に葦際に近づかないようにするのが基本
 プリスポーンのバスがズポーニングエリアになるアシの周りを回遊している事があるので、スピナーベイトやジャークベイト、ジグヘッドのスイミングや、ノーシンカーなどの横の釣りで広く反応を見てから葦の中に入っていかないと、デカいプリスポーンのバスを釣り損なってしまいます。

4、プロテクトエリアの葦は最高のスポーニングエリア
 太陽が朝から晩まで当たり続ける北側のアシは、冷たい北風をブロックするので、絶好のスポーニングエリアになります。
逆に南側のアシは水温上昇も遅くなるので、そのタイムラグを考えながら釣りをすると、長くプリスポーンのバスを追いかける事ができます。

5、アシのちょっとした変化を見極める
 エグレているアシは、バスが身を隠すうってつけの場所です。これはジグなどをキャストした時に、ちょっと水深があるなと思った時に、近づいて竿などを突っ込んでみると発見できたりします。見つけたらかなりの確率でバスが潜んでいるので、ゆっくり丁寧に攻めたい。
 まばらな岬状のアシを見つけたら、慎重に攻めてみよう。先端に良いバスが多いのが特徴ですが、エレキの音や、ルアーの着水音なんかで、すぐに逃げてしまうので気をつけたい。
 混合エリア、アシだけでなくガマなどの種類が違う草系が混合してるエリアは要注意。種類の変わり目や、角にデカいバスが付いてる事が多い。
 アシのポケットは誰でも良い場所だと分かってしまう。なので、人が簡単に見つけれないポケット、死角になるポケットを見つけるとデカいのが釣れたりする。色々な角度からアシを眺めてみて、誰にも見つけられないポケットを探してみよう。
 倒れたアシなんかもデカいバスが潜んでいたりする。他にも木や竹なんかが浮いてたりするだけで、その下にもいることが多いので、狙って行きましょう。

最後に…
このように、アシにも様々な条件や状況があり、ちょっとした変化などを見落とさないように注意しながら釣りをし、浅いエリアでの釣りになるので、エレキの踏み過ぎや、キャスティングにも気をつけて慎重にやってみてください。
春のアシ際は他のエリアよりアツいエリアになるので、デカいプリスポーンバスを釣って行きましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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