春後半から夏にかけて熱くなるトップウォーターゲーム。星の数ほどあるトップウォーターの中でひと際目立つ奇妙な尻尾を持つ「ホッパープロッパーシリーズ」
一見遊び心で作られたようなこのトップウォーターが実は相当な実力の持ち主だった!
今回はそのシリーズの中でも私のお気に入りのホッパープロッパー130(Whopper Plopper130)を紹介します。
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アーリーサマーからのトップウォーターゲーム
春に産卵を終えて疲れはてたバスが徐々に体力を回復し始めるころ、スローな釣りしか反応しなかったバス達が積極的にファーストムービング系のルアーに反応してくるようになり、時には水面で小魚を追うような場面も多くみられるようになってきます。
そんな時に威力を発揮するのがトップウォータープラグ。トップウォーターと一言でいってもペンシルベイトやポッパーなど様々な種類がありますが、今回は広い範囲を素早く探っていくのに最適な少し変わった?トップウォータープラグを紹介します。
WP130のスペック
そのトップウォーターとはアメリカのメーカーRiver2Sea(リバーツーシー)から発売されているWhopper Plopper(ホッパープロッパー)です。
長さ: 130.0mm デカすぎず小さすぎず絶妙なサイズ感
重さ: 39g ぶっ飛ぶし、アキュラシーも最高!
カラー: 約18色 アメリカンで正直悩む!w
値段: 日本で買うと2,500円ぐらい う〜ん…高い…でもお値段以上!
他にも90 110 190と様々なサイズがあるので、フィールドや状況に合わせたサイズ展開ができるのも良いですね。
特徴と使い方
テールが独特な形をしているこのホッパー・プロッパーはI字系ノイジーって感じかなと。(相反してますがw) プロペラのような形をしたフィンが水の抵抗を受けクルクル回転し、空気を噛みながらポコポコッと独特なサウンドでバスを引き付けます。
様々な誘いができるホッパープロッパーですが、まずはじめはタダ巻きをオススメします。スピードも速すぎると体ごと回転してしまうし、遅いと特有のサウンドが鳴りません。なので心地よいポコポコサウンドが聞こえるぐらいのスピードを見つけて使うのが良いです。
▼実際の使用方法です。
最高峰の戦いでも
このホッパープロッパーはあの大森貴洋さんも出場している世界最高峰の大会であるバスマスターエリートでも使用されています。
見た目は遊び心も伺える形をしていますが、本気の大会で使用されるほどの高い性能を持っています。
この動画で釣りをしているブレット・チャップマンのキャスト技術も凄いですが、ホッパーフロッパー130の重さと尻つぼみの形状が非常にキャストしやすく、狙ったスポットに投げやすいです。
そしてバスマスターエリートで圧倒的な強さを誇るあの「ケビン・バン・ダム」も使用するほど!!▼
動画を見てても分かりますがノイジー系と言うこともあってか、バイトが激しいです。ポコポコと表現してますが実際の音はかなり大きいです。ホッパープロッパーはバスを怒らせるようで、下からガバァ!!!と物凄い勢いでまるでロケットのように飛び出してくることが多いです。この怒りの本能を使えるので頭の良いビッグフィッシュも騙しやすいと感じています。
使用タックル
参考までに使用しているタックルです。
Rod:ダイワ TATULA ELITE 701MHRB-G グラスコンポジット カーボン21%
Reel:シマノ 18バンタムMGL XG
Line:サンヨーナイロン GT-R ウルトラ 20Lb
ルアーにそれなりの重量があるため、ミディアムヘビーぐらいのロッドがオススメです。リールのギヤ比も目で見てスピードをコントロールできるのでHGやXGの高速で巻ける物が扱いやすいと思います。
最後に・・・
空気を混ぜながらのサウンドがなんとも言えない魅力があり、実際にバスも凄まじい勢いで襲ってきます。そして大きな音がするので、少し水深があったり濁ったりしていてもバスに気付かせることができるので出番が多いです。
各サイズが揃っているので様々なシチュエーションで使えるホッパープロッパーをぜひ試してみてはいかがでしょうか。かなりオススメです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。