優勝者以外は皆敗者…!?
若干25歳ジョーダン・リーの最終日の大逆転劇で幕を降ろしたバスマスター・クラシック。15位からの逆転優勝には「驚きのバックストーリーがある…」と雨貝さんがツイートしてるので、ジョーダン・リーの釣り方なども含めてバサー4月号を楽しみにしたいと思います。
決勝のジョーダン・リーはオフショアの1カ所のみで27Lbを釣りましたが、これには驚きのバックストーリーがあります。まぁ勝つ運命だったのかな、と。エーラーにしてもあと2Lbあれば守り切れたわけです…。今回のクラシックについては4月末発売のBasser誌で詳報します
— 秘密のアマケンノート (@AmakensNote) 2017年3月27日
さて、今回のクラシックでシャロー道的に驚きで映像に釘付けになったのが、惜しくも約800g差で2位となったスティーブ・ケネディの最終日でした。
その釣り方は、「シャッドスポーン絡みのバスをスイムジグで釣る」
今回のクラシックはタフで、ライトリグを織り交ぜながら釣りをする選手が多かったのにも関わらず、スティーブ・ケネディはストロングかつ驚きの速さで釣っていました。
その時の映像や使用ルアーを調べましたのでチェックしてみて下さい。
大爆発のシャッドスポーン・パターン
今回スティーブ・ケネディが釣りをする上でキーとなったパターンが「シャッドスポーンパターン」です。シャッドスポーンパターンとはなんぞや?と言う人も多いと思うので簡単に説明します。
アメリカにはシャッドと言うバスの餌になる小魚がいるのですが、そのシャッドが産卵のために群れをなして浅瀬に上がって来ます。そのシャッドを狙ってバスも一緒に浅瀬に集まり捕食します。そのバスを狙って釣りをするのがシャッドスポーンパターンです。
どんな感じなのか分かる映像がこちら↓
記憶に新しいのが、去年2016年に大森貴洋さんがバスマスターエリートで優勝した時のパターンもシャッドスポーン絡みでした。
シャッドスポーンは早朝の短い時間しか起こらないのでハズす事も多い様ですが、当たればビッグバスがめちゃくちゃ釣れる釣り方なのです。
使っていたルアー
スティーブ・ケネディが使っていたスイムジグがこちら↓
All Terrain Tackle Swim Jigという私は初めて見るスイムジグです。ヘッドにキールが入っていてスイミング姿勢が安定しそうな形をしていますね。

トレーラーはZoomのSuper Chunk。動画を見るとシェイキングをしながら巻いていたので、水押しを意識した選択といったところでしょうか?

シャッドスポーンが終わった後はラバージグのフリッピングでしたね。DL Tackle Advantage Jigと言うこれまた見たことないジグでした。見た目ハックアタックジグに見えますが、性能はどうなのでしょうかね?

そのラバージグのトレーラには、私も大好きなウルトラバイブスピードクローですね。映像では落ちパクでしたが、ブッシュがメインだったのでフォールを意識した選択だったかもしれません。
最後に・・・
ブルーなタイガーのシャツとバスボートが目を引くスティーブケネディですが、このおじさんほんと良く釣りますね。スローな展開が多かったバスマスタークラシックでしたが、爽快にビックフィッシュを連発するのは凄いですね。
私も周りがタフでスローな展開だよね…と言っていても、こんなふうにストロングな釣りを追いかけていきたいな…と思ったスティーブケネディーの釣りでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
画像や動画はBassmaster.comからお借りしています。