今年の春は季節外れの温暖な日々が続き、桜の開花も例年より15日程早く、バスたちの行動も例年よりも早く感じる今日この頃…
そんな気持ちのいい春風を感じながら、琵琶湖での大会を楽しみにしていた私に悲劇とも言うべき現実を突きつけられました…それは…
「超!寒の戻り!」超なんて付けてみましたがw最高気温が20℃を超える日々が続いていた琵琶湖が大会前日には11℃で雨混じり…当日の朝は4℃!とシャローマンにとっては「ちょっと勘弁してくれ…」と思う寒さ&強風の中、湖上での孤独な戦いに挑んだのでした。
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2018Pride50開幕!風との戦い
今年も始まりましたPride50!昨年は諸事情により2戦しか出られず、ブログも書かなかったんですが、案外大会の事を気にしてくれる方も多く、今年はしっかり書きたいなと思った次第であります。去年の結果は第4戦をフリップしまくって5位に入り、なんとか盾をゲットしました。
そしてスタートした開幕戦。寒の戻りで冷え込んでしまった琵琶湖。普通に考えたらシャローではなく浚渫などの深い場所を狙うのがセオリーだと思いますが…そこはシャロー道!ディープ組に一泡吹かせてやろうと意気込み、シャローへバウを向けました。
ザバババーン!!!朝から容赦ない南西の爆風で春の定番の東岸リップラップに波が打ち付けます。
これ普通だったら諦めるほどの波の高さだと思うのですが案外釣れるんですよね。暖かい強風だったら大小様々なバスが釣れるんですが、今回のような寒い風ではスーパービックフィッシュパターンに変貌するので、もしかしたらイケるかも!と思ってやってたのですが…見たくない光景が…
オカッパリの人が55クラスを釣り上げる…涙目w 自分にも来い!と思ってキャストを繰り返しましたが、無情にも反応は返ってきませんでした。
気になるリップラップを一通り流し、私のスポーニングの進行状況の確認の1つにしている西岸の山ノ下湾へ。シャローに入る前に棚を撃ってみるとサクッと釣れた35cmぐらいのプリスポーンバス。まだまだこれから産卵なんだねって感じで、少し同じ釣りを続けるが後が続かず…。
山ノ下湾のアシ際に目をやると新芽がパラパラ見えてきてます。東岸はまだ新芽が出てない場所が多いのでやはり水温が上がるのが早いのは西岸。アシ際の新芽を見るのはプリスポーンを追いかける時の場所によるズレを見極める1つの判断材料です。豆知識でしたw。
東岸のシャローゲーム
これから産卵を控えるバスが多い西岸のシャローが良さそうなのは分かったんですが、爆風の風裏になる西岸はとにかく人が多い…汗。日頃シャローやらない人たちもやってる感じ?
バスが少なくてもプレッシャーの少ない東岸のシャローへ。ほっとんどアングラーゼロw昼過ぎぐらいから風もおさまり始めチャンス到来!と自分を奮いたたせ…葦を撃ったり…
ブッシュを撃ったり…こういう所、撃ってるだけで楽しい(^^)それにしてもマットカバーがほんと少ない…ていうか全くないレベル。この冬に刈られてしまったようです。シャローマン的にはちょっと残念。
そして撃ち続けていること数時間…午後2時ぐらいに待望のバイト!
48cmぐらいの素晴らしく綺麗なバス!やっと来たか〜って感じで手こずりましたけど、極寒のシャローで手にした1本は素直に嬉しかったです(^^)
使っていたのはガンタージグフリップの1/2ozに、具はストライクキングのレイジ ツインテール(Rage Twin Tail Menace Grub)大森さんも愛用するトレーラーで、シンプルでテールがしっかり水押しする感じで良かったです。
結局この2本で終了。順位はもちろん下位グループ。リップラップでデカイの一発釣りたかったなーって感じでした。シャロー道にはなかなか厳しい春の琵琶湖でした…。
マジックフォールで12Kgオーバー
今大会の優勝者はなんと12kg!さすが琵琶湖!さすがプライド選手!そんな感じなんですが、そんな12kgを叩き出したのは小さな穴だった様です。障害物が撤去されて残った穴に沢山のビックフィッシュが入ってくる。そんなマジックフォールを見つけたみたいです。
前日は穴の深いボトムで釣れていたようで10kgオーバー。大会は穴のショルダー部分を釣って12kgオーバー。どんだけ釣れるんだその穴は?って感じですね。ルアーはラバージグ。
琵琶湖の定番のdepsのヘッドロックジグ。
具はコチラ↓
私はバルビューターを使ったことがないのですが変わった形の印象。シンプルに見えて様々な仕掛けが合って面白いですね↓
ヘッドロックジグは私も持っていますが、KenD氏も愛用していて溺愛してますね!
最後に・・・
春は釣る人はガッツリ釣ってきますが、ほんと難しいですよね。私も春という季節はハマると凄い釣れるので大好きな季節なんですが、けして得意な季節ではありません。春のシャローは釣れる釣れないが激しすぎる!
春のシャローを教えてやるぜ!って言えるようになるまでシャロー道は続きます…。爆風で桜が散り、シャローマンも散った春の琵琶湖の大会でした…。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。