2019年バスマスター・クラシックが3月15日~17日の3日間で開催されました。
今大会はそれぞれの選手の様々な思いが交錯した感銘深い大会でした。
特にバスプロトーナメントに移籍した選手にとって「最後のバスマスター・クラシック」は目頭が熱くなるシーンばかりでした…。
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クラシック勝者はオット・デフォー!!
クラシックを制したのは、ミンコタ・ウルトレックスを広めた男「オット・デフォー」!!初日にビッグリミット20lbを釣り上げ首位発進。2日目に失速するものの、最終日に再度18lb14ozのビッグリミッドを釣り上げ見事に逆転勝利を飾りました。
デフォー本人もBPT移籍で最後のクラシックとなる今回、優勝が決まった直後は涙が溢れ様々な思いが頭の中を駆け巡ったに違いありません…。
クラシックは8度目の出場で今回が初優勝。B.A.S.S.全体では106試合出場で8勝目と、凄すぎる成績を残してきました。
クラシック初日はオープンウォーターのストラクチャーフィッシングでビッグリミット。リップレスクランクで釣ってます。
2日目の失速から大きくエリアを変え、最終日はボートドックを中心に戦略を組み立て見事に逆転!やはりトッププロは状況にアジャストするのが非常に上手いですね!!
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卒業式のような…
オット・デフォーが念願のクラシック優勝を叶えた裏には、様々なドラマがありました。
このクラシックが最後のB.A.S.S.戦になる選手達が、最後のウェイイン。自分の地位をB.A.S.S.で確立した選手達には多くの涙が溢れていました。
KVDもウェイイン後、司会のデーブ・マーサーと抱き合う姿も…。しかしKVDは笑いもせず涙も見せず…。ここら辺はBPTの事もあってか感情を表には出さなかった感じでしょうか。
この姿がB.A.S.S.で見れなくなると思うと悲しいのは私だけでしょうか…?これからもBPTで釣り自体は見れるんですが、ウェイインが見れないのはやっぱり寂しいと思いました…。
若者の涙が意味するもの…
様々なドラマの中で一番心を打たれたのが今大会2位だったジェイコブ・ウィーラーでした。
この動画には「大森貴弘、ケビン・バンダム、マイク・アイコネリなど選手みんなに感化されて育ってきた」と涙ながらに話をしています。
▼2日目ウェイイン。ウィーラーのこのガッツポーズ!子供の頃から夢見た大舞台で最終日を残して首位!!
しかし、クラシック優勝の夢はあと一歩届かず…。
オット・デフォーの背中をグーで軽く叩いた後、服を掴み…「もう!」と悔しい気持ちがみえるウィーラーのしぐさ…。ウィーラーはどんな思いでステージを後にしたのか…。
バスマスタークラシックの大きさが感じられる一幕でした…。
そして未来へ・・・
多くの涙で幕を閉じたバスマスター・クラシック。私の中では「終わっちゃったな…」っていう寂しい気持ちです。
いつか生で観に行きたいと思っていた憧れのバスマスタークラシック。今後どうなっていくのか見守っていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。