「右前に6パウンダーがいるぜ!後ろから8パウンダーが泳いで来たぜ!」
ボートで釣りをしている時、魚探からの情報は「真下」の水深や底質などですよね。しかし、今は真下だけの状況だけではなく「360°周りの湖底の状況が見えてしまう魚探」があるのです。それは…
「HUMMINBIRDの360IMAGING」
バスマスターエリート第5戦をぶっちぎりで優勝したKVDが使っている魚探「ハミンバードの360 Imaging」がどんな物なのか?少し調べて見ました。
USハミンバードのホームページ
その場で止まっていても周りの「今」が分かる
KVDが使っている魚探を調べてみたら何だか凄そうな物が出てきました。「ハミンバードの360 Imaging」これを見た時、テレビでよくやってる「マグロの一本釣りで使う魚探のような物だな」と思いました。語るよりもこの下の動画を見て下さい。分かりやすいのと同時に、カッコイイ動画です!
これが凄いのは、その場で止まっていても周りの状況が分かるという事だと思います。「右前にブッシュがあり…左後ろにブレイクがあり…さっきはバスが右側にいたけど、左側に泳いでいった…」などなど。
それと広さも凄い!半径45mのビームを出し、直径90mの範囲をスキャンする…ワンキャスト分ぐらいの範囲の湖底が丸見え状態と言ったところでしょうか?
普通の魚探なら、ボートでグルグル走りながらマーキングしてとか…。止まっていたら、真下の状況しかわからない…。それに比べたら凄まじい情報量が360イメージなら入ってきそうです。
もれなくゴツい専用振動子が付いてくる…
エレキに邪魔になりそうなのが付いてるなぁ…と言うのが最初の印象でした。
対応の魚探ディスプレイに、エレキに付ける「AS 360 TM」か、ボートの後ろに付ける「AS360XSI」のどちらかを付けると360Imagingが使える様になるようです。パワーポールを2本付ける人は必然的にエレキに付ける事になりそうです。
問題は大きさもありますが、値段もお高いようで360TMは20万円します…汗。、KVDが使っているディスプレイと360TMを合わせれば…約80万円!!!買える人が羨ましい!でももう少し振動子が小さくコンパクトになってほしいかな…。
鬼に金棒!ディープ攻略の武器だった
ディープクランクをメインに戦ったKVDですが、この360イメージが大いに役立ったと思われます。どの方向に魚が付きそうな障害物などがあるのかが分かってしまうのですから…。その場に留まっていれば情報が入ってくるので、狙いの場所に投げられるしディープクランクを通せる。風が強いときでもすごい有利なのは間違いないと思います。
YouTubeで解説してるおじさんが凄い
どんな映像が見れるのかはYouTubeで確認できます。色々探ってみましたが、バスマスター・オープンに出場している「Doug Vahrenberg」と言うおじさんがやたらと詳しく、凄い数の動画を配信しています。
どんな映像が見れるのかはこちらの動画が分かりやすいと思います。
操作の仕方などの解説動画はこちらです。
最後に・・・
自分の周囲の状況が把握できてしまう360イメージ。値段さえクリアできたらもの凄い武器になる事間違いない気がします。(対応ディスプレイを安いのにすれば買えるかも?)
最先端のテクノロジーを駆使して戦うバスフィッシング。もし私が同じ物を使っても宝の持ち腐れになってしまうかもしれませんが、使ってみたい代物ですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
画像はBassmaster.comからお借りしています。