2024年のバスマスターエリートシーズンが、トレドベンドで開幕しました。
シーズンを占う上で、開幕戦は極めて重要です。そして、ルーキーイヤーでありながら、9戦中5回の決勝進出と1回の優勝を成し遂げた藤田京弥選手が、エリート2年目の開幕戦で見事な逆転劇を演じ、優勝しました。
今回は、その瞬間の様子や使用したルアーなどをまとめてみます。
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日々ウェイトを落としていく、なかなか厳しい展開
Day1:31lb3oz
前評判通りバスはプリスポーンの状況にあり、スポーニングフラット沖にステージングしている状態だったので、ライブソナー勢が上位を占めました。
ライブシューティングを得意とする京弥君は、初日にトレドベンド短日重量記録となる31lb3ozを釣ってきました。プラクティスではそこまで釣れていなかったようでしたが、うまくアジャストできた時の京弥君は凄いですね。
Day2:24lb3oz Total Weight:55lb6oz
2日目から京弥君のエリアに観戦のボートが多くなったこともあり、バスにプレッシャーが大きく掛かってきた様で午前中は苦労した様です。
なかなか釣れず飽きてきた観戦者が移動を始めた頃から、やっとバスが口を使う様になってきたようで、午後にビッグフィッシュを何とか釣り、順位は落としたものの、2位で準決勝に進みました。
Day3:16lb10oz Total Weight:72lb0oz
準決勝の当日はローカルトーナメントも開催されていたようで、プレッシャーMAXでなかなか釣れず…。しかし釣りにくい状況は他の選手も同じで、16lb10ozとウェイトを落とすものの、2位で決勝進出しました。
トータル100lb13ozで見事優勝!
最終日、京弥君の真の実力を発揮します。トップとの差が6lb程あったのもあり、同じ場所では勝てないと判断し、新しい場所を見つけに走ります。
見つけた場所は数は少なかったものの、デカいバスだったようで、1匹ずつ丁寧に釣っていき、28lb13ozを釣り上げ見事逆転に成功!トータル100lb13ozとし、自身2度目のエリート優勝を飾りました!
エリート10戦で6回の決勝進出。2度の優勝。昨年のスモールでの100lbオーバーに続き、ラージでも100lbオーバーを達成!両種100lb超はPウォルタースに次ぐ史上2人目の快挙です!!
京弥君の使用ルアー
スポーニング・エリアに向かって回遊してくるサスペンドバスを、水深10mの沖の大きなクリークで釣ったようです。
ジャッカル「リボルテージRVドリフトフライ3インチ」を、3/16オンスのジグヘッドリグ
3/16オンスのジグヘッド(たぶんケイテック)に、デプスの「サカマタ・シャッド」を使用。
最後に・・・
京弥君の強さ、半端ないですね!知っている人からしてもここまでの活躍を予想した人はいないんじゃないでしょうか?
アメリカ人の人達に一言いいたい!驚くのはまだまだこれからですよと(笑)この後すぐ始まる第2戦レイクフォークも活躍を期待しましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。