ガーミンやハミンバードなどの高性能魚探より使ってみたかったもの。
バスは居るけど食わない…。そんな時あなたはどうしますか?ライトリグですか?それとも諦めますか?そんな時、こんな方法はいかがでしょう…?
「バスの活性を上げてしまう」
そんな事どうやってやるの?と思う方が大半だと思います。でも実はあるんです…。その方法とは「ハイドロウェーブ」と言う装置を使うことです。
アメリカのプロ達のバスボートには「当たり前」に付けられているこの装置。今回は「ハイドロウェーブ」がどんな装置なのか調べてみましたので、紹介したいと思います。
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こんな経験ありませんか?
悠々と泳いでいる鯉に餌をあげると「ポチャン」と落ちた音や匂いにつられてパクパクと食べにきます。そうするとどこからともなく他の鯉や亀がワラワラと湧き上がってきたり遠くから泳いできて一緒にパクパクと食べ始めます。
コレって先に食べ始めた鯉の捕食音が離れた場所の魚に伝わり、本能で「誰か餌を食べてるぎょ!自分も食べたいぎょ!」と思って近づいて来るんですよね。そして餌の所までたどり着くと一緒になって餌を食べ始めます。
ハイドロウェーブとは何か?
そんな音を聞きつけて捕食を開始する魚達ですが、そんな本能を刺激して活性を上げる「音」を機械でやってしまおうと言うのが「ハイドロウェーブ」です。
フレッシュウォーター(淡水)用とソルト(海水)用があるのですが、音と言っても様々ありますよね。例えばベイトフィッシュの群れが近くに泳いできた音。ザリガニなのど甲殻類の音などです。その音をスピーカーを使って水中に発射します。
そのハイドロウェーブには現在16種類の音源がインストールされています。
例えば「水面に居るベイト」「猛攻撃するスクーリングフィッシュ」「砂利にいる甲殻類」「砂にいる甲殻類」などです。かなり細分化されている印象です。
ハイドロウェーブとは、活性を上げる要素である捕食音や、餌となる生き物の音を水中に発射することによって、食い気の無いバスを食い気のあるバスにしてしまう装置なんです!
実際に実験した映像
実際に、飼っているバスとブルーギルの水槽にハイドロウェーブ装着して、実験している動画です。様々な音で実験していますが、魚のスクーリングなどの音に激しく反応しているバスとブルーギルが見て取れます。
明らかにスイッチが入っているようなバスの動きですよね。漂っていたバスが捕食モードになるということは、普通なら食わないバスが食うようになるってことですよね。いても食わなかったバスが釣れるようになってしまう装置だということです。
アメリカでは当たり前なタックル
ハイドロウェーブを知っている人からすると、なんで日本では流行らないんだろう?と言っている人が多く感じます。確かにアメリカの選手を見ていると使用している人が本当に多いです。
このハイドロウェーブの発端は、そう…あのKVD(ケビン・バンダム)です。昔は「バイオソニックBSX」と言う名で販売されていた装置で15万円ほどした装置ですが(ハイドロウェーブは4万円程です)、その装置を使い始めたKVDが勝ちまくった歴史があります。
今では「95%のプロアングラーが装着している」とメーカー説明がありますが、実際エリートプロの多くが装着していますのでこちらの記事で見てみて下さい。
サウンドを拡張できる
この装置、実はKVDの名が付いたハイドロウェーブもあり、録音されている音源が更に多いモデルがあります。しかし標準のハイドロウェーブでも拡張ポートがあるので、後付けで音源の追加ができます。
とりあえず既存の16種類の音源で使ってみて、物足りなくなったら拡張してみたいと思ってます。調べているとスクーリング系の音源が良く釣れるみたいなことを良く耳にするので、スクーリング系を中心に使ってみたいと思ってます。
最後に・・・
もしかしたら最先端の魚探を付けるより魚が釣れるようになるんじゃないかと期待していますw。
よく言われる朝マズ目、夕マズ目などの「時合のタイミング」がありますが、そんな時合を時間に関係なく誘発できるのだとしたら、こんな凄いものはありません。
2018年は実際にハイドロウェーブを自分のボートに装着して使用してみたいと思います。バスがどんな反応をしてくれるのか?今から楽しみです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。