2018年バスマスターエリート開幕戦を衝撃のクランキングで優勝した大森貴洋さん。
その時に使っていたロッド「TATULA ELITE 701MHRB-G」を手に入れ1シーズン実際に使ってみました。
今回はその使用感などを紹介したいと思います。
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TATULA ELITE 701MHRB-Gとは
アメリカで活躍するプロ「大森貴洋(おおもり たかひろ)」というバスアングラーをご存じでしょうか?大森さんはB.A.S.S.の試合を7勝、外国人初のバスマスタークラシック制覇。さらにFLWツアーでも1勝をあげている輝かしい成績を収めているトッププロです。
2019年からは新トーナメント「バスプロツアー(BPT)」に参戦する大森さんが愛用するロッドが今回紹介するダイワの「TATULA ELITE701MHRB-G」です。
2017年発売の「TATULA ELITE701MHRB-G」はストックの少なくなってきていたTD-S701MHRBの代わりとしてUSA DAIWAで新規で開発されたモデルです。大森さんはクランクベイト、バイブレーション、スイムジグ、スイムベイト、ワイヤーベイトなど様々な巻物で使用しているようです。
本当に色々投げれるのか?
アメリカに詳しい方はご存知だと思いますが、大森さんはこのロッド1本で様々な巻物の釣りをします。小型のクランクベイトからスイムベイトまで想像以上に広い範囲をカバーしています。
実際本当に投げれるの?と思う方も多いと思いますが、実際に軽いものから重い物まで広い範囲で投げれちゃいます。その理由が「7:3」のファースト・テーパーだからじゃないかと思います。ロッド自体は強めのミディアムヘビーアクションで、マグナムクランクも投げれる程。
では軽いものは投げにくいじゃないかと思われますが、実際は投げやすいです。それはロッドの先端付近が柔らかく、ファーストテーパーの部分でサークルキャストなど小技も使えます。もちろんオーバーヘッドキャストも可能です。
重量級ルアーはロッド全体で受け止めてキャストし、軽量ルアーは竿先の反発でキャストする感覚です。巻物用のロッドで多くみられるスローテーパーのロッドではできないキャスティングですね。
先重り感?
このロッドを持つとよく言われるのがグリップが短いゆえの先重り感が嫌…と言う方がいます。しかしそれは何も付けないで竿を振っている時に感じるだけで、実際にキャストだったり、リトリーブをして抵抗がある時は先重り感は何も感じません。
どちらかと言うと竿を下げて使っている時は先重りのロッドの方が楽です。ロッドを上げて巻く時はそれなりに重いと感じるかもしれませんが、それよりルアーの抵抗の大きさのほうが気になると思います。
ココらへんは体格だったり体力面の影響が大きいと思います。
1シーズン使用してみて
様々な場面で使用してみました。
このロッドを手に入れたら必ず試したいクランクw「RTO1.5」は投げますよね〜!#ミーハーメリカンはフックもがまかつのブラウンにしちゃいますw 気分は大森貴洋w しかし、釣れなかったw 大荒れの天気だったからと状況の性にしておきますw
やはり7ftという長さゆえのリトリーブコースの調整はやりやすいです。グリップエンドが短いので寒い時期にダウン着ていても取り回しはしやすいですね。
ちょっと重めのトップウォーター「ホッパープロッパー130」やマグナムクランクまでもいけちゃいます。重量級も行けちゃうんですが、ここはアングラーの筋力なども必要になってきます。
ポッパープロッパーをこのロッドで使い50UPを初めて釣り上げたのですが、ルアーごと口の中に入る程しっかり竿先がグッと入りました。その後のフッキングもバッチリ!
投げやすさや扱いやすさを考えると1/2oz前後のルアーが中心的になるロッドなのかなと思います。そこから軽いものから重いものまで幅広くキャストできる感じですかね。
どうしても使いにくかったジャークベイト
ただひとつ、どうしてもコレだけはこのロッドでは無理…というジャンルがありました。それは「ジャークベイト」です。
ロッドを大きく振るジャーキングには本当に向いてないと感じました。特に素早くキレのあるジャーキングやトゥイッチングをしようとしても、私にはロッドを振れませんでした。
ここは大森さんも違うロッドを使ってますよね。私も結局もともと使っていたロードランナーに戻したのですが、専用ロッドが欲しいなと思っていた所にジャークベイト専用と言われている深江真一プロが作ったメガバスの「ワンテンスティック」というロッドの存在を知り、購入することにしたのです。
大森さんが使ってるBlack Label FM661MHFBにしなかったの?と言われますが、小技が上手い深江さんが作ったロッドの方が良い…?っていう私の勝手な思考ですw
ビッグバスでも安心なパワー
今までルアーのキャスティング性能や操作性の説明してきましたが、ここではバスのバイト後の話をしたいと思います。
グラスコンポジット+ファーストテーパーと言うこともあり、バイト後の竿先の入りは非常にスムーズです。ゴンという当たりにスッと竿先が入り、アワセるとバットパワーでフッキングがガッチリ決まる感覚です。その後のファイトでもバスの引きをしっかりバットで受け止め、バスをリフトアップしてくれます。
今年の夏、琵琶湖のシャローエリアでポッパーに食ってきたロクマル。水深1mもないエリアに潜られてしまいそうなウィードが点在する場所でもバスをコントロールすることができました。
最後に・・・
億を稼ぐロッド「TATULA ELITE 701MHRB-G」。
ロッドなので体格や体力でも使用感は変わってくるとは思いますが、私は非常に使いやすく扱いやすいと感じました。
気になる方は投げさせて!と言っていただけたら貸しますよ! #ミーハーメリカン代表も実際に私のタックルで試投して納得した上で買っていただきました(^^)
世界で活躍する大森貴洋さんの主力ロッドを是非体感してみて下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。