気まぐれな春の釣りに翻弄される選手たち…一人を除いて…
バスマスターエリートシリーズ第3戦の準決勝(3日目)が終了しました。トップになったのはやはりあの男「ケビン・バンダム!」 3日目は更にウェイトを上げ22lb4oz!ただ1人3日間続けて20lbオーバーを持ち込んでいます。2位とは3lb3oz(約1.5kg)差とセーフティーリードではないですが、しかし十分だと思わせるようなKVDの強さが際立ちます。
2日目に失速した大森さんでしたが、準決勝では16lb15oz釣り上げ27位でフィニッシュ!しっかり巻き返してくるところ「今年のTOは違うぞ!」って感じですね(^^)年間ランキングも上位で維持しそうです。
バンダムの勝ちパターンにハマっている感がある3日目を簡単に振り返りたいと思います。動画とKVDの使っているルアーを探してみました。
KVDの動き
Facebookライブ中間の動画です。3日目も釣りまくっているKVD。プリスポーンバスの動きを完全に読み切っている感じです。
試合前のインタビューではこんなことを言ってます▼
“I’m going to keep running a lot of water and put myself in an area where the fish will move up, come to me.”
多くの水域を釣り、バスが上がって来る場所で待ち伏せすれば来ちゃうよ!って感じでしょうか。ボートドックを釣っているように見えますが、実際にはボートドックに絡むバンクを釣っている感じです。
写真のような大きさのロックエリアを選んで釣っているように見えました。地形的にはワンドの中のワンドと言ったところでしょうか。かなり奥まった所で釣りしてます。
産卵前のプリスポーンを狙っている感じでしたが、ヒレが傷ついているバスも釣れて湖的にはスポーニング前後が入乱れてる感じですかね。ほんと難しい状況だと思います。
KVDのクランク
開幕戦で大森さんが優勝した時はLC1.5DRSのTOクローという赤いクランクでしたが、バンダムは(たぶん)ストライクキングのKVDクランクのブラウンクローというのを主に使っている感じです。
コレかな?▼
今大会通じて使っているので、このカラーが合っているのかなって感じですね。
TWH KVD HC Square Bill
余談ですが、イヨケンさんがアメリカに生息するザリガニを紹介してくれてます。春=赤と言うのもありますが、マッチザベイトから見るとKVDが使っているブラウンやウォーターメロン系もアリなんだよねって感じですね。
大森さんは巻き返して27位でフィニッシュ!
春の気まぐれなバスに翻弄された1人じゃないでしょうか。
この表情見ても2日目外したのを気にしてない感じ?今試合、3日目に繋げれた事が一番大きかったんじゃないでしょうか。2日目の午後1時まで1本しか釣れてないところから、終了までになんとか5本を揃え準決勝進出。そして27位まで巻き返す…今年の大森さんは違いますね!
開幕戦2位のロイホークが優勝を狙う
3日目ビックリミットを釣り2位に上がってきたのが、開幕戦で2位だったロイホーク選手。FLWから来た実力者はKVDを逆転することができるのでしょうか。
最後に・・・
このまま逃げ切るだろうKVDの強さ…この牙城を崩す事ができるのか?残すは決勝のみ!この優勝トロフィーは誰の手に渡るのでしょうか…