ラッキークラフト×バスプロショップとリッククランのコラボで誕生したRC1.5。今では名前を変えたが、釣れるクランクベイトとして君臨し続けています。その名も…
「LC RTO 1.5 Silent」
RTOとは『Respect Takahiro Omori(リスペクト タカヒロ オオモリ)』の頭文字です。
バスプロ界のイチローって言ってたのって確か「くじら」だったかな?(笑)
クランクベイトが好きな人なら誰でも知っているであろうあの「リック・クラン」が手掛けたルアーで、バグリーなどのバルサウッドのクランクを使っていたプロ達も「バルサウッドのクランクを探さなくて良くなった。」とアメリカのプロも絶賛するほどの出来が良いプラスチック・マテリアルのクランクベイトです。
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RTO1.5のスペック
LC RTO 1.5 Silent
サイズ:60mm
重さ:12.0g
色:27種類
フックサイズ:#4
フローティング、潜行深度はフロロ14lbで約1.5m前後
※ルアーの名前の1.5は潜る深さでは無く、ルアーのサイズを表してます。RTO 2.5は約2m前後の潜行深度です。
スクエアビルらしく、動きはワイドウォブル。フラット気味のボディでロールの動きも強いので、水押しとフラッシングのアピール力は大きいです。
バルサウッドのクランクと比べると障害物回避能力は劣りますが、カバークランクと言えばカバークランクです。
どの様な場所での出番が多いか
RTO1.5は広範囲を一定レンジで探るのに向いています。例えばウィードトップが1.3m〜1.8mのウィードフラットを広範囲に探るのに最適です。ウィードにわざと引っ掛けてウィードを切った時のリアクションバイトが効くことが多いです。
スピナーベイトで流した後や、周りに他のアングラーがいたりした時のバスにプレッシャーが掛かってる時なんかでも、サイレントが特徴でもあるこのクランクベイトなら食わせられます。なので一流しで見切りをつけるのではなく、何度も同じ場所へキャストする事によってリアクションバイトを誘発できる時もあります。
浮力もあるクランクなので、ウィードに引っ掛け、外した後のストップによる浮上中のバイトも狙えます。
サイレント(ラトルなし)によって、バスに余計なプレッシャーをかけないため、プレッシャーが高い日本の湖でも食わせる事ができるクランクベイトだと思います。
製作秘話…
LuckyCraftJapan様よりお借りしたこちらの写真。すごい量の試作サンプルですよね。
リッククランはこのすべての試作サンプルをキャストし動きを確かめ、現在のRC1.5を完成させたのです。ルアー作りの大変さを痛感するするとともに、こんな釣れるクランクベイトを作ってくれたリッククラン、大森さん、ラッキークラフトさんに本当感謝感謝ですね!
タックル
参考までに。クランクを使うときグラスかコンポジットのロッドを使うのがセオリーであり、賞金が掛かった大会に出てるトップトーナメンターは皆、グラスかコンポジットを使っている事が多いです。
しかし、私はショートキャストが多くなる時は短めの低弾性のカーボンロッドを使ってます。やっぱり投げやすいですし、低弾性なので乗りも悪くないので好きで使ってます。
オープンウォーターのウィードフラットなどでは、BATTLER U.S.TRAILの701MMHRB-Gが、コンポジットならではのウィードの切りやすさや乗りの良さ、バラしの少なさが好きで使ってます。
Lure:RTO1.5
Rod:BA-UST 701MMHRB-G カーボン24%
Reel:カルカッタ・コンクエスト 100DC
Line:FCスナイパー 14Lb
Lure:RTO1.5
Rod:Road Runner/Hard Bait Special/RR630MB/CIRCLE CAST SIDE HAND
Reel:カルカッタ・コンクエスト 100DC
Line:FCスナイパー 16Lb
最後に…
RCシリーズとRTOシリーズは少し違うみたいな情報があります。しかし、使用感はあまり変わらないので気にしてないですが、やっぱりオリジナルのRCシリーズの方が「あのリック・クランが作った」という気分的にも釣れる気がしてしまうのは私だけでしょうか?(笑)
私みたいに、RCシリーズをオークションや中古屋で探してる人も中にはいるかもしれませんね!神様(リック・クラン)が手がけたクランクベイトを皆さんも使ってみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。