雨の日の釣りで集中力をキープし、常に快適なキャストを繰り返すことで、ビックフィッシュとの出会いに近づけます。
雨の日に快適に釣りをする上で欠かせない物に、ゴアテックスの素材を使用したレインウェアがあります。そのレインウェアは日頃の管理をする必要があり、知っていないと機能の低下が加速し、水漏れなどの原因になったりします。雨の日でも快適に釣りをするためにも必要なことをしっかり覚えて、レインウェアを大事に使っていきましょう。
GORE-TEX® プロダクト
01.使用したあとは必ず洗濯をする。
・ウェアーを使用した後は必ず洗濯をします。洗わずに乾かすだけだと目に見えない汚れがついていることも多く、撥水効果の低下や生地へのダメージに繋がります。洗濯をするダメージより、そのまま保管する方がダメージは大きいので使用した後は洗濯をするようにしましょう。
02.長持ちさせるため保管方法に気をつける
・必ず洗って汚れを落としてから保管するようにします。
・保管用のバッグなどに入れたままではなく、ハンガーに掛けて保管するのがベストです。
・クルマの中やボートの中など、高温多湿になるような場所での保管はやめましょう。
・直射日光のあたる所での保管はやめましょう。
・乾燥剤や消臭剤などが直接生地に触れないように注意しましょう。
03.撥水効果を復活させる
・撥水効果を復活させるには、洗って十分にすすいだ後に乾燥機を使用します。乾いた後さらに温風の乾燥機にかける事により撥水効果が復活します。
・アイロンを使う事でも撥水効果を復活させる事ができます。ウェアを陰干しでしっかり乾かし、アイロンを中温(140~160℃)であて布をしてかけます。スチームは使わない様にしましょう。
・それでもダメな場合は、撥水スプレーなどを使用します。またクリーニング店での撥水加工ができることも覚えておくと良いでしょう。
04.適切なインナーを着る
・綿などの下着を着ていると、自分がかいた汗で外から水が浸入したように感じることがあります。インナーウェアには、吸水速乾性のある素材のものを着るようにしましょう。
05.穴が開いたり破れたりしたら修理をする
・ルアーの針が刺さったや、小さな破れや小さな切り傷等、不注意などで傷をつくってしまったとき用の、簡易的にすぐに直せる応急処置用のリペアシールを使えば、その場ですぐに直すことができます。
・大きな破れや切り傷には、ウェアの裏側からアイロンの熱によって圧着するパーマネントリペアシートがあります。破損部分の表側を糸で縫ってから内側からシートを圧着しましょう。
6、座るときは濡れてない場所に座る
・船外機を使ったボートでの移動時など、濡れたイスなどに長時間座っていると、透湿性が高いゴアテックスではお尻の下から水分が水蒸気として浸入してきます。透湿性のない敷物を敷いて座るようにしましょう。濡れたままの場所に座るのはNGです。
最後に…
悪天候でも身体を濡らさない、冷やさないことによって集中力が持続し、快適な釣りが成立します。ゴアテックスに対する知識を深め、快適な雨の中の釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。