現役のフリッピングの神様「グレッグ・ハックニー」の生放送を観ました?
ティミー・ホートンが10年ぶりにバスマスターエリート第2戦を優勝し、話題を全部持って行きましたが、私はその出来事よりもグレッグ・ハックニーのフリッピングテクニックに終始釘付けでした。なぜなら…
「全てのフリッピングの技術が凄すぎるから・・・」
今回はグレッグハックニーがどんなフリッピングをしていたかを見てみたいと思います。
生放送の映像はこちらから↓
色々な釣り方をした選手達
フロリダ州レイク・オキチョビでの決勝の戦いでは珍しく?上位陣が皆違う釣り方をしていました。ホートンはテキサスリグでのフリップ。デフォーはフロッグやサイト。ブローウィングはZ-MAN社のストレートワームのライトリグ。ハックニーはラバージグで葦のフリップ。
上位陣の使用ルアーはこちら
多様な釣り方が見れて面白かったオキチョビ戦でしたが、この4選手のなかでもやはりシャロー道的に気になるのは、グレッグ・ハックニーのフリッピングでした。
やっぱりハックアタック・ジグ!
ハックニーがフリッピングで使っていたのは、この人の定番「ハックアタック・ジグ」でした。重さは3/4ozと重めな選択。(いやスタンダードか?)トレーラーはストライクキングのダブルテール。生放送中には「ラトル」を付けて音でのアピールも狙っていましたね。知り合いのフリッパーも「ハックアタックジグはめっちゃエエよっ!」って言ってました。使ってみたい…。
根掛かりは当たり前?
生放送中によくやっていたのが根掛かり外し。頻繁に葦にラバージグが引っかかっていたのですが、写真の様にグイッと引っ張って外していました。
そんなに引っかかるなら、ガードの強いラバージグかテキサスリグとかにした方が良いんじゃないの?って考えてしまいますが、ハックニーにとってこれじゃなきゃいけない「何か」があるのでしょうね。
フッキングを妨げないガードの強さとか、ラバージグじゃなきゃ食わないバスを狙うとか…。勝手な想像が色々と膨らみます。
エリアの打ち方
私が気になった写真がコレ。ハックニーもこの打ち方するんだぁ…とちょっと嬉しかったアプローチ方法。島のようになった葺では周りをグルグル回る釣り方だと、エレキを踏みながらの釣りになりプレッシャーを与えてしまいますが、この写真の様に真ん中が空いていたらボートを静かに突っ込み、少し落ち着いてから四方八方に投げる。それが余計なプレッシャーを掛けず打つ方法だと私は考えてます。
私の経験上、葺にかかわらずブッシュや菱でも離れ小島みたいになってる場所はよく釣れる気がします。もちろん流れの当たり方や水深などの色々な釣れる要素が必要ですがね。
島状じゃない真っ直ぐな葦ぎわを打つときはやはりエレキの操作は必要最小限。ハックニーも風に流されながらほぼ踏まない感じで釣りをしてました。
この静かなアプローチをする事が、フリッピングでは大事になってくるのではないのでしょうか。
フリッパーの華麗なキャスティング
ハイライトなどの編集動画ではなかなか見られないのがキャスティングですよね。生放送だとその華麗なキャスティング技術が長く見れてとっても勉強になります。
ハックニーの左右の腕から繰り出されるキャスティング技術の高さには本当に驚かされました。右手でフリッピングしたと思ったら、左手でピッチングなど、葦の生え方やバスの着きそうな場所へ最善の方法でキャスティングする。これはフリッピングが好きなひとなら絶対に見ておいて損はないと思います。
ハックニーのタックル
グレッグ・ハックニーはPhoenixboatに乗ってます。アーロン・マーテンスやデイビー・ハイトもフェニックスボート乗ってますが、日本では知らない人も多い気がします。
エンジンはバストーナメンターには1番愛されてる?マーキュリーマリン。エレキはモーターガイド。そして魚探が最近巷で評判のガーミンですね。
「グレッグ・ハックニー 魚探」 で調べたら過去の物ですがガーミンの魚探を紹介しているのを見つけました。コンソールにはビッグ画面を4分割にして使っている様です。
フロントには2台のガーミン魚探。真上に向けているあたりハックニーのボートでの立ち位置がかなり前だということが伺えますね。自分もこうしてみようかな…。
ガーミンの魚探はこんなことも分かっちゃうの?という驚き。
数メートル先の立ち木にバスがサスペンドしてるぜ…って本当に分かるんですか?凄いっすね!
気になる方はこちら↓
マニアックにガーミンを知りたいならこちら↓(ディープストリームさん)
最後に・・・
フリッピングがキーになる戦いだとほぼ上位(今回は5位)に来るグレッグハックニー。どうしてハックニーだけ釣れるの?って感じですが、それにはやはり釣れる理由がありましたね。
やっぱり生放送は本当面白い!ビッグバスが釣れてるハイライトも面白いですが、釣れない時のテクニックを見るのも本当に面白いと思います。
皆さんもぜひ生放送ならではの楽しみを見つけてみて下さいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
画像や動画はBassmaster.comからお借りしています。