「誰でも簡単にキャスティングが上達する画期的な方法!」ていう題名なんかでこの記事を書きたかったのですが、「簡単に上達する方法なんて無いな…練習あるのみ!」というところに結局行き着いてしまいました…。
そこで今回は、私自身が実践しているピッチング、フリッピングの練習方法を紹介したいと思います。
※練習するときは、周りに人がいないことを確認し、安全に練習しましょう。
スポンサーリンク
まずはキャスティングのイメージから
いきなり練習しようとしても上手くはいきませんよね。上手い人のキャストを見てから練習した方が上達は早いと思います。世界一釣りが上手い、キャストが上手い人だと言っても過言ではない「ケビン・バンダム」のキャストを見てみましょう。
様々なキャストしてますが上手過ぎですよね!英語が分からなくても問題ないです。落ちた場所がどこかわからないぐらい、静かにルアーが落ちているのが分かると思います。目指すところはココです。
T字型のパイプジョイントで練習
練習と言ってもバケツを置いてその中にルアーを入れたり、空き缶をおいて倒す練習をしたりというのが良くやる練習方法ですが、それだと「ボッチャン…」と音がなってしまう下手なキャストになってしまいます。着水音を出さず静かにスッと落とすためには、ルアーを低い弾道でキャストして、水面ギリギリの場所でサミングし、ルアーを水面に置くように着水させることが、カバーへのフリッピングで求められるキャストです。
そこで使うのが穴径が10㎝程のT字型のパイプジョイントです。これを写真のように置いて、穴に向かってキャストします。
低い弾道でキャストしないと、穴にまず入りません。なので最初は穴に通すだけでいいので練習していきます。低すぎても穴に通らないのがT字型を選ぶ理由で、水面にバシャっと手前で落ちてしまわないようになります。
低い弾道で穴に通すことに慣れてきたら、今度は赤い矢印のようにT字の真ん中にルアーを落とす練習をします。穴を通すだけでも難しいのに、なおかつサミングして止める。正直ものすごく難しく、嫌になることもありますが、根気よく練習していると突然できるようになります。
楽しんで練習する
家や広場で練習する場合、何も無いところに的を置いて練習してもすぐに飽きてしまいます。なので私は木の横や奥に的を置いて、「この立ち木の横にバスが付いている」などとバスがいるイメージをしながらキャストの練習をします。そうする事により、あっちのカバーの下にもいるかも…などとやってるうちに、いつの間にかキャストが上手くなっている事に気付く時がきます。
最後に…
昔、キャスティングがめちゃくちゃ上手いスーパー少年が出ているテレビをみました。いろんなトリックを駆使して的に当てたりして、「キャスト上手いなぁ、これならバスもいっぱい釣れるだろうなぁ…」と思ったら、まだバスを1匹も釣った事がない…と。「えぇ!」とビックリした思い出がありますが、でもその少年はキャストが楽しくて楽しくて仕方がない様で、毎日練習していたそうです。
やっぱりなんでもそうですが、楽しんで練習することが上達のコツなんですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。