バズベイトなのにそんな飛んでいいの!!
今や世界のトップトーナメンターが釣れると認めたレアリスクランクに続く村田基さんプロデュース第2弾!「レアリス Mライン バズベイト」が発売されました。
レアリスクランクからの血統「誰が投げても釣れるルアー」はこのバズベイトにも受け継がれていると感じます。
今回は売り切れ店続出中の「レアリス Mライン バズベイト」を見ていきましょう!
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レアリス・Mライン・バズベイトのスペック
重さは 1/2oz(14g) だけど実際の重さは…。
色は今のところ8色 迷ったら白か黒で!(J012 ホワイトシャッド、J020 マットブラック)
値段は¥1,150 最近の日本製ルアーにしては安い!お小遣いで買えるね!
バズベイトの弱点である飛距離とフッキング率の悪さを打ち消すその設計は、ありそうで無かったバズベイト…という感じです。
レアリス エムライン バズベイトのサイトはこちら
実際の重さは違う?
パッケージングの表示では1/2oz(14g)ですが、実際に重さを計ってみると…「21.93g」。表示と違うじゃないか!と思うかもしれませんが、これは「ワイヤーベイト」言われるスピナーベイトやバズベイト特有の重さ表示で、これらはブレードやスカートの重さは入っていません。なのでスペックやパッケージに書いてある表示はワイヤーとヘッドとフックだけの重さになります。
じゃ自分のロッドは1/2oz(14g)までしか投げれないからこの約22gのバズベイトは無理だ…。とは思わないでくださいね!案外投げてみるとロッドに書いてある表示以上の重さを投げても「イケるな!」って思うことがあります。あくまでもロッドに書いてあるルアー適合表示は目安であり、自分の感覚で使える使えないの判断をしたほうが良いですね。だいたいロッド表示の2倍の重さまで投げれると思って下さい。
ぶっ飛ぶぞ!
このバズベイト、本当にブッ飛びます!その秘密はこのボディー形状。普通のバズベイトのヘッドはラバージグのような丸い形状をしていてますが、レアリス・バズベイトはメタルジグのような細長いヘッドです。実際投げてみれば分かりますが、空気抵抗になるブレードやスカートが着いていない感覚。メタルジグを遠投している感じです。
遠投でぶっ飛ぶのはもちろんですが、ショートキャストでもスライスすることなく狙ったところへ真っ直ぐ飛んでいくのも素晴らしいですね!飛ばない…アキュラシーキャストが難しい…と言うバズベイトの概念を覆すキャスタビリティです。
こんな細いヘッドだから浮きにくいんじゃ…。と思うかもしれませんが全然そんなことはありません。ゆっくり巻いてもしっかり浮いてきます。浮き上がりが速いとは思いませんでしたが、遅くはないといった感じです。
フッキング率が高い!
フッキングが悪いバズベイトはブレードとフックポイントが近いです。バスが食ったときにブレードが邪魔してフッキングしないんですよね。
しかし、レアリスのバズベイトはロワーアーム(赤丸)が曲げられているのでブレードとフックポイントが離れ、バスがバイトしてもブレードが邪魔することなく高確率でフッキングします。
フッキングを考えれば当たり前といえば当たり前の形状なんですが、実際売られているバズベイトの多くはフッキングが悪い形状をしているので注意が必要です。
強波動なブレードと細いワイヤー
ワイヤーの外側を回るブレードは振動が大きくアピール力が強いです。その強い振動がバズベイトとしては細い1mmのワイヤーを伝いスカートを大きく揺らします。
1.4mmなど太いワイヤーを使うことが多いバズベイトですが、それだと伝わる振動が小刻みになりスカートが微振動になります。それはそれで良いのですが、レアリスバズベイトは更に強い大きな波動で遠くのバスを惹きつけられる。そんなバズベイトに仕上がっていると思います。
グランドスラマー北大祐さん的なパワーランクシステムで考えると、私的にパワー3が「ノリーズ・ボルケーノ2」、パワー4が「レアリス・バズベイト」、パワー5が「ノリーズ・ボルケーノ・グリッパー」って感じでしょうか。
真っ直ぐ泳がせるチューン
早めに巻いたりするとバズベイトが真っ直ぐ手前に泳がず曲がってしまったり、倒れて泳いでしまうことってありますよね。このバズベイトを作った村田さんはルアーを手前からみてブレード着いているアッパーアームをヒネると真直ぐに泳ぐようになると言っていました。
しかし、私も実際にやってみましたが上手く直すことができませんでした(苦笑)。そこで私がやっている方法をひとつご紹介。それはアッパーアームとロワーアームを少し開く方法です。画像の赤の矢印の場所を曲げ黄色の矢印の幅を広げます。
こうすることによって早巻きしても倒れることなく真直ぐに泳ぐようになりますので試してみてください。
ワームキーパー付き
バズベイトにトレーラーワームを着ける際にズレを防止してくれるバーブが標準で着いています。これぐらいのバーブならワームの交換も簡単にできて良いですよね。ズレ防止がデカすぎるとワームが切れて直ぐに使えなくなっちゃうので丁度いいバーブの大きさで有難いです。
おすすめタックル
Rod:ダイワ TATULA ELITE 701MHRB-G グラスコンポジット カーボン21%
Reel:シマノ 18バンタムMGL XG
Line:サンヨーナイロン GT-R ウルトラ 20Lb
バズベイトを使うときロッドは長いほうが扱いやすいです。だからといって無理は禁物。自分の体力、体格に合ったロッドを選ぶようにしてください。私は7ftがベストかな。リールはハイギアやエキストラギアが断然おすすめ!浮き上がりを早くできるのと、目で見えるバズベイトはハイギアでもスピードの調整ができますからね。ラインは浮きやすいナイロンラインが扱いやすいですね。PEラインでも良いですがフッキングミスがどうしても起こりやすいのでナイロンラインがおすすめです。
最後に・・・
見た目に普通のバズベイト…と思われるかもしれませんが、実際には他にはない異端児と言っても過言ではない程の高性能バズベイトだと思います。キャストだけ見ても本当にブッ飛びますからね。これは私が良く行く広大な琵琶湖でも大きなアドバンテージになることは間違いありません。
釣れるけど投げにくいバズベイトの概念をぶち壊すDUO レアリスバズベイトを使ってみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。