2024バスマスターエリート第3戦がフロリダ州のハリスチェーンレイクで開催されました。
初日が悪天候で順延になったハリスチェーン戦でしたが、28歳の新人「ジョン・ギャレット」が初日から優位に立ち、見事優勝を飾りました。彼の勝利の秘訣は、シャローではなく沖合いのハードボトムで使用した様々なリアクションベイトでした。これにより、今シーズンのエリート戦では3試合中2試合がルーキー選手による勝利となりました。
今回は、その時使用したルアーや様子、日本人選手の戦いなどをまとめてみます。
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厳しい戦いになった日本選手達
日本の選手にとって難しいとされるフロリダでの試合は、結果が示す通り、予想された通りの展開となりました。特に、フロリダの湖での経験が少ない日本の選手にとっては、天候の変化によって活動が活発になるバスを追跡することは、非常に高い難易度であると言えるでしょう。
day1
藤田京弥 70位 10lb3oz
プラクティスではシャローで良い魚を見つけてたようですが、初日が順延になるほどの悪天候で状況が変わってしまったようです。
フィジカルコンディションや身体のキレは悪くないとのこと。明日は予選通過ラインの50位までランクアップできるか⁈ 期待しましょう!#daiwa #daiwaworks #pr pic.twitter.com/H9a6DjXUxR
— DAIWA BASS【Ultimate BASS】 (@daiwaworks) April 13, 2024
木村建太 87位 8lb4oz
エリートシリーズハリスチェーン初日はスモールリミットでスロースタート。
明日は思いっきり釣らないと🔥 pic.twitter.com/HJQzDy60oC— KIMKEN®(Kenta Kimura) (@kentakimura5727) April 12, 2024
伊藤巧 100位 4lb9oz
2024 Bassmaster Elite at Harris Chain Day1
エリートシリーズの第3戦、ハリスチェーン。
荒天の影響で1日延期となった初日、
伊藤巧はかなり苦戦したようでリミットである5匹を揃えられず
4匹4lb-9oz(約2,070g)をウエイインし、103人中100位というほぼ最低のスタートとなりました。 pic.twitter.com/nnwHjllley— NORIES Bass Fishing (@NORIES_OFFICIAL) April 12, 2024
day2
藤田京弥 64位 11lb6oz(21lb9oz)
この試合の反省と、次戦への前向きなコメント! 年間タイトルを考えると、このフロリダ2連戦は藤田プロにとってレースにサバイブすることが大事な試合となります。#daiwaworks #daiwa #steez #exist pic.twitter.com/f7fKvvfLP1
— DAIWA BASS【Ultimate BASS】 (@daiwaworks) April 13, 2024
木村建太 65位 11lb6oz(21lb9oz)
2日目はデカいのが出そうなエリアに的を絞ってようやく1本デカいのが入ったものの、後が続かずでリミットを揃えに行かざるをえない状況になり、セミファイナル進出に及ばず。
頭切り替えて来週のセント・ジョーンズ戦に備えます! pic.twitter.com/Oc7gxvp3nE— KIMKEN®(Kenta Kimura) (@kentakimura5727) April 13, 2024
伊藤巧 93位 12lb0oz(16lb9oz)
バスマスターエリート第3戦ハリスチェーン戦は、初日に1時40分のロングランでビッグバスが多くいるエリアで勝負しましたが、前日の嵐でデカバスは一気に口を使わなくなり、4本で5ポンド弱で100位という最悪な結果に。。… pic.twitter.com/OELOYlvgw1
— Takumi Ito 伊藤巧 (@takumi_no_oheya) April 14, 2024
優勝は沖のリアクション
ルーキーシーズンにも関わらず優勝したのは28歳のジョン・ギャレット選手。釣った場所は沖合のshellbar(shell=貝殻、bar=砂州※読みは「さす」意味は「海岸や湖岸のやや沖合に、細長く岸と平行に延びた、砂礫の堆積地形。 沿岸を流れる潮流で砂が運ばれることによってできます」)。有名な場所なのかは分かりませんが、他の選手とは違ったエリア選択が優勝に結びついていると思います。
ジョン・ギャレットは主にクランクベイトと自作のフェザージグを使用したようです。その他にもストレートワーム(ストライクキングのオチョ)のキャロライナリグなども使用したようです。
クランクベイトは、ストライクキングのプロモデルXD5の色はSexy Shad。
7パウンダーのキッカーを釣ったフェザージグは5/8oz、ルアーをボトムまでフォールさせ、ショートホップさせて使っていたようです。ハンドルだけでグルグルグルっと巻いてはストップの繰り返しで釣っていましたね。
最終順位
最後に・・・
今週末もFL州での戦い。セントジョーンズ・リバーも日本人選手にとっては一番の難所と言われています。年間争いも考えると外せない戦いになると思いますので、3選手にを応援して行きましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。