あまり大々的に報道される事の無い年間王者Angler of the Year(以下AOY)のタイトル…。しかし手に入れる難易度が1番高く、真のバスフィッシャーマンしか手に出来ない究極のタイトルです。
その中でもバスフィッシングトーナメントの最高峰と言われているB.A.S.S.のエリートシリーズで2度目のAOYタイトルに輝いたジェラルド・スウィンドル。47年の歴史の中で11人目の複数回のAOYタイトルを獲得した選手となり、その名を歴史に刻みました。
そんな物凄い選手のスウィンドルですが、どんな人か知ってますか?私の体験も含め最終戦の事も振り返りながら見ていくことにします。
ジェラルド・スウィンドルのこと知ってる?
今回AOYを獲得したG-MANことジェラルド・スウィンドルの事を知らない人も多いんじゃないかと思います。実は僕も詳しくは知りません(;´Д`Aでも私の知ってる限りを書きます!
ボートを所有している人なら知っているんじゃないかなと思われる、あのエレキの紐「Gフォースハンドル」をプロデュースした人です。これです↓
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Gフォースハンドル使いやすいですよね!そして、スウィンドルは日本にも来た事あるんですよ。それも大森さんが2004年のバスマスタークラシックを優勝して、凱旋帰国の時に一緒に来ました。
http://basswave.b-s-o.com/archives/000874.html←サイトが閉じられました…残念。
この年スウィンドルは初めてのAOYのタイトルを取りアメリカでは超有名人。その時はラッキークラフトがスポンサーで付いていて、そのつながりで来日しました。実は私も見に行ってるんです(^^)久しぶりに写真見て懐かしい…!
この時はマーティー・ストーンも来日してて、当時スカパーでバスマスターを観ていた私は「本物だ〜!2人ともデカ!(私173cm)」と言う印象。2人ともサインや写真に快く応えてくれて良い人達だなぁと思いましたね。
(本当はKVDが来る予定だったんですよ…心の中の本心は「なんだよ〜KVDじゃないのかよ〜。」と思ってました。笑)
日本での食事はどう?と言う質問には、「日本には食うもんがねぇ!」「あんな柔らかい肉(高級な霜降り肉)なんて、肉じゃねぇ!」と言ったとか(笑) 大森さんは、アメリカの食事は口に合わない!って言ってますよね。母国の食事が良いんですね!
釣りの事も話はしてた気がしますが、全く憶えてません…汗!大森さんとの話はしっかり憶えてるので、また別の機会に書きますね!
スウィンドルは動物の狩りも趣味のようで、タックルが置いてある部屋には動物の剥製がズラリと並んでます( ̄▽ ̄)日本とは違うアメリカらしい光景ですね!
最終戦の振り返り。スキを見せたスウィンドル…しかし
最終戦は大森さんが初日トップだったからAOY争いがどうなるかなんてどうでもいい!みたいな感じでしたよね(笑)
実際、スウィンドルは出場者50人中42位以上でタイトル決定だったんです。今までの9戦の戦いを見ていても余裕で釣ってくるはずだから、スウィンドルで決まりでしょ!と言う雰囲気でした……が…。
あれれ?子バスばかり!ノンキーパーばかり!リミット5匹すら釣れない!
試合中オット・デフォーに教えてもらう場面も…。前戦のミシシッピリバー決勝日の逆になってます。
初日の結果はなんと!下から2番目の49位!20lbオーバーが続出する大会でまさかの3匹9lb9oz…。これが追われるもののプレッシャー?自力AOY順位である42位を下回り2位のコームスに「付入るスキ」を与えてしまいました。
が…しかし!AOY争い2位のコームスも釣れず41位!コームスにとっては願ってもないチャンスだったのに生かしきれず…。ビックウェイト戦だったので逆転はほぼ無理に…The End…
ジェラルドは厳しい顔をしていますが、内心ホッとしていたことでしょう。
ジェラルドほ3日目は安心したからか、ビックリミットの22lbを釣ってくる活躍ぶり!
そして
そして運命の最終ウェイイン!AOYはジェラルド・スウィンドル!!
前年度のAOYであるアーロン・マーテンスからトロフィーを受け取ります。
スウィンドルにとって12年ぶりのAOY!史上11人目の複数回AOY獲得!
その時の涙・涙の感動のシーンをどうぞ!
最後に・・・
2016年の戦いも、あっという間に終わってしまいましたね。途中、大森さんが年間ランキング3位まで上がってきた時は本当興奮しました。最終的にはスウィンドルが獲得しましたが、エリートシリーズならではのハイレベルな戦いが観れたので本当楽しかったです。
そして、やっぱりLIVE中継があったからこそアメリカのトーナメントが身近に感じれたのかもしれませんね。また来年もバスマスターエリートシリーズを追いかけていきたいと思いますので、よろしくお願いします!
PS:今回の投稿、正直言いますとスウィンドルの凄さをもっと書きたかったのですが…AOYの凄さを書くのって難しいですね。情報収集も上手くいかず。なんか私の思い出話みたいになっちゃいました(汗)また何かスウィンドル情報を見つけたらこのブログに書きます!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
画像はBassmaster.comからお借りしています。