鳥が好きな人は見ないで下さい(汗)
衝撃的なCG映像を見ました…。2015年の5月7日〜5月10日に開催されたBassmaster Elite 第4戦のレイク・ハバス。アーロンマーテンスがフリッピングで優勝を飾ったのですが、そのハバス戦のYouTubeを見ていたら、こんな映像が目に飛び込んできました。↓
鳥の巣に1匹の雛がいます…
悪そうな顔をしていたバスが…雛をガブ!!!っと食べちゃいました…。
映像はレイク・ハバス戦の32分40秒あたりです。
バードパターン?!
なんだこの映像は?と思って調べてみたところ、この時のハバス戦の記事が載っているバサーの2015年9月号にも乗っていました。優勝したアーロン・マーテンスは巣から落ちる雛をテキサスリグで演出してバスを釣っていったそうです。バサーに書かれていたことがこちらです。
リーズエリアにいたイエローヘッドブラックバード(和名キガシラムクドリモドキ)。リーズの束に引っ掛けて営巣することで知られるこの鳥はちょうどこの時期が子育てシーズン。
マーテンスのウエッピングパターンは、この時期リーズの林に営巣するキガシラムクドリモドキの雛(巣から落ちた雛)を偏食するバスの習性をついたもので、鳥に似たシルエットのクロウ系テキサスリグをリーズジャングルの奥へ落とすことが最大のカギだった。 P124、P125
これはバードパターンと呼ばれているらしく、アメリカではごく当たり前の釣り方のようです。その時にアーロン・マーテンスが使っていたルアーがこちら。
リグはテキサスリグで、1/2ozまたは3/4ozのシンカーに4/0ヘビーカバーガマカツフック。グリンパンプキンのパンチスカートを装着。ワームは1/2ozにはLarge RageCraw。3/4ozにはSpeedCrawとバスマスターマガジンに書いてありました。
私はいままでテキサスリグにスカートを付ける意味は、ラバージグのようにフォールスピードをゆっくりにするとか、アピール力UPのためだと思っていました。しかし、バードパターンから見るとパンチスカートは鳥に似せる意味もあるようです。
日本だったら…
では、日本にもバードパターンはあるのか?と思い、水辺に巣を作る鳥を調べてみました。カイツブリ、レンカク、ケープハタオリ、アメリカムラサキバン、ツノオオバン…etc。どれも知らない鳥ばっかり(汗)。臆測でしかないですが、この中でもカイツブリが日本には多く、バードパターンになりそうな気がします。
カイツブリの生態を調べてみると…
流れの緩やかな河川、湖沼、湿原などに生息し 中略 食性は主に動物食で、魚類、昆虫、甲殻類、貝類などを食べる。巧みに潜水して獲物を捕食する。中略 淡水域で繁殖し[3]、繁殖期には縄張りを形成する。水辺近くの水生植物や杭などに水生植物の葉や茎を組み合わせた逆円錐状の巣を雌雄で作り、4-12月に1回に4-6個の卵を年に1-3回に分けて産む(日本では主に4-7月繁殖[4])。wikipediaより
小型(ムクドリ大)で、とがったくちばし。全長:26cm。湖沼や流れの緩い河川にすみ、北日本では冬に暖地に移動。 ヨシなどの植物や杭(くい)を支えにして、水上に浮いたような巣をつくる。ひなにはしま模様。繁殖期にはキリリ…とけたたましく鳴く。birdfanより
Birdfanの撮影された月を見ると、5月〜8月にカイツブリの子供がよく撮影されている様にみえます。アフタースポーンからサマーパターンの時期ですが、シャローのバスをフリッピングで狙えるのかな?と考えることができそうです。5月から8月に湖に出たら、意識して葦際に鳥の巣が無いか探してみたいですね。発見したらその周りをパンチスカートを付けたテキサスを打ちまくる!って感じでしょうか…。
最後に…
日本では護岸されている場所が多いことや、エリアの広さ的にバードパターンが有効なのかは全く分かりませんが、日本でも可能性がゼロではないと思うので、これからも色々と調べて行きたいと思います。
人が見つけられない自分だけのエリアを見つけていきたいですね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。