2月初めの立春から、3月の20日前後の間に南から温かい南よりの強い風、「春一番」
私たちもこの強い南風を感じたら、春に近づいてきて、バス釣り本番の季節だな!とワクワクしてきますよね。
バスにとっても春を感じる温かい風。その温かい風が行動のきっかけになり、産卵とは関係がないが、このタイミングでシャローに上がってくるバスが多くいるようです。
今回は、そんな強い南風の春一番が吹いた時のタイミングで爆発するパターンを紹介していきたいと思います。
1、今日はいつもよりあたたかいなぁと感じるタイミング
春の日差しが強く感じられる日が多くなってきて、いつもより暖かいなと感じたら春一番が吹くタイミングも近いです。天気予報の天気図を常に確認していよう。
2、バスが冬を過ごす場所を考えて、そこにほど近いシャローバンクを探す
2月〜3月中旬は、まだまだ水温が低い季節なので、冬のエリアにバスがいます。そのバスが温かい水を求めてシャローに上がってくるので、冬を過ごすエリアのすぐ近くのシャローが爆発するのです。
3、風の当たるシャローバンクを釣る
表層の水が、暖かい南風に温められながら押し寄せるエリアのシャローが狙いめ。
4、クリアーウォーターが濁るぐらいが丁度いい
マッディな水域だとボトムが泥の事が多く、泥を巻き上げて濁りがさらに強くなりすぎてイマイチになる。
クリアーな水域で、岸がサンドバーなんかのシャローバンクが少し濁り気味になるのが丁度いい。それがこのパターンのキモ
5、濁っているのでスピナーベイトでアピールする
強風が吹きつけるバングは水がかき混ぜられて濁りも出てくるので、スピナーベイトでアピールする。
まだまだ高活性ではないので、コンパクトなスピナーベイトのO.S.Pのハイピッチャーがオススメです。
ハイピッチャーは全モデル同じ大きさなのに、重さだけが違うのが特徴の一つで、風が強く流されてしまいがちなこの釣りにコンパクトで重たいハイピッチャーが力を発揮します。
6、斜め後ろにキャスト
ボートの場合、後ろ側が岸に向くので、風下にはキャストできない。なので斜め後ろ(風上を0時にすると4時、8時ぐらいの角度でキャストすると、糸ふけも出にくく釣りやすいです。
7、ボートの操船が大変だけど…
ボートでは操船が一苦労ですが、それぐらい風が強いと爆発するので、その場で留まるより少し早いぐらいに速度で調整して、魚を掛けたら足の裏でエレキの速度調整のダイヤルを蹴り上げて、全速力で岸から離れるようにしましょう。
最後に…
このパターンは本当タイミングが大切で、肌で気温を感じて、なおかつ天気予報を欠かさずチェックする事が大事になります。
アメリカのトッププロ、リッククランの言葉で、
「家で生活するより、キャンピングカーで生活した方が、季節の進行が良くわかる」
らしいので、キャンピングカーは高価なので、テント生活なんかを日頃からしてみたらいかがでしょうか?(私は多分、テント生活は無理でしょうけど…笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。