小規模なマットカバーなら片っぱしから釣りして釣れる場所を探すことができますが、琵琶湖の様な永遠に続くマットカバーならどうでしょう?片っぱしから永遠と釣っていたらあっという間に時間だけが過ぎ、下手したらノーフィッシュで終わることもあるかもしれません。
私の経験上、永遠と続くマットカバーがあったとしても釣れる場所はピンスポットと言っていい程の狭さで、日によって場所が変わります。なので釣れるエリアをある程度見極めれるようにしておかないと、無駄に時間だけが過ぎていきます。
今回は「釣れるマットカバーの探し方」ということで、私が日頃やっている方法を公開したいと思います。
耳を澄ましてギルを確認
バスがいる水域なら必ずと言っていいほどいるブルーギル。釣れるマットカバーには必ずと言っていいほど居るので、ブルーギルがいないマットカバーは、とっとと見切った方が効率的です。
そのブルーギルの確認方法は目視や魚探などがありますが、私が重要視しているのは水面の虫などをついばむ「チュパッ!チュパッ!」と言う音を聞き取ることです。
私が琵琶湖でよく行く人工島のマットカバーは何百メートルも続く、気が遠くなるほどの広いエリアなのですが、このブルーギルが付く場所は日によって違いますがかなり狭い範囲に固まっています。流していくとブルーギルのついばむ音が突然聞こえるようになり釣れ始めたりするので、耳を澄ましてこの音を聞き逃さないようにしています。
この時に力を発揮するワームはブルーギルに似せた平たい形状のワームです。マッチザベイトが基本になります。
ピピピッ!と逃げるエビやザリガニを確認
これは実際に釣してみないと分からない事なのですが、テキサスリグなどでマットカバーをポンポン打っていると突然マットの上を「ピピピッ!」とエビやザリガニが飛び出て逃げることがあります。突然降ってきたテキサスリグにビックリするんでしょうね。
こうやって確認できたマットカバーはその時釣れなくても、時間をおいてから入りなおす価値があるマットカバーです。ブルーギルとリンクしたらいただきだぜ!って感じですが、いないときは全くいないので、確認できたら釣りに集中するようにしています。
鳥の存在
やはり鳥の存在は外せません。特にサギ系の鳥がいるところは要注意です。上の写真の様に白鷺だと群れて逆にプレッシャーがかかると思うので私はあまり重要視しませんが、アオサギのように単体行動するサギは私は好きです。小魚やエビの存在を教えてくれる鳥がいるマットカバーは要チェックです!
プラスαを探す
ブルーギル、エビやザリガニ、鳥で釣れるマットカバーを探して釣れる場所を見つけ周りを見渡すと、その近くに水門だったり地形変化だったりの何かがあります。広くて分からないときはまず釣る場所の奥側がどうなっているのか?を確認することでエリアを絞ることができますのでやってみてください。
最後に・・・
この2015年の夏に撮影した写真で、永遠と続くバスが隠れるにはもってこいのマットカバーですが、実際は全くと言っていいほど釣れないマットカバーです。見た目はゴージャスで釣れそうなマットカバーですが、鳥がいないとかベイト(餌)となるブルーギルやエビがいないとバスもいません。
同じように見えるマットカバーでも釣れるマットと釣れないマットはハッキリしています。今回紹介した方法をぜひ実戦で試してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。