KVD1.5

アメリカ

KVD1.5クランクベイトを調べてみたら凄かった!千鳥アクションするの?!

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KVD is in the house! (ケビン・バンダムここにあり!)

KVDシリーズのクランクベイトが2011年のクラシックでのウィニングルアーという事は知っていましたが、使ったことはありませんでした。クランクを投げるって言ったらラッキークラフトのRCシリーズ(現RTOシリーズ)が好きで他のクランクを摸索する事をしていませんでした。

そんなよく分からないKVDクランクだったのですが、色々と調べてみたら凄いクランクだったのです。このクランクベイトの事を知った時、あなたも使ってみたい!と思うでしょう。私もKVDクランクを持って早く釣りに行きたくなってきちゃいました!

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どんなクランクベイトなのか

ケビン・バンダム本人はこのKVDシリーズを状況によって使い分けていると思いますが、日本ではKVD1.5がすばらしいよ!みたいな感じになってるみたいですね。クラシックのウィニングルアーになったからフォーカスされたのと、使いやすいサイズ、ウエイト、潜行深度だからでしょうか。

KVDシリーズは、HCKVDS1.5SH、HCKVDS1.0、HCKVDS1.5、HCKVDS2.5、HCKVDS8.0、の5種類。ほかにもストライクキングのクランクはいっぱいあります。ストライクキング

KVD1.5を見てみましょう。神様と言われる「リック・クラン」が手がけたラッキークラフトのRCシリーズが元になって作られたと言われているだけあって、形やサイズは似ています。

kvd1.5a

スクエアリップは、クランクベイトの元祖とも言うべきリップで、バイブレーションの強さと障害物回避能力が高い特徴を持っています。

kvd1.5b

水中姿勢。バルサウッドのクランクとくらべると浮力は無いですが、それでも高い浮力を持っています。ワイドウォブルですがフロントフックは暴れないので根がかりは少なそうです。

kvd1.5d

大きくない千鳥アクション

少し使っただけでは気付き難いですが、普通のクランクベイトはキャストして真っすぐ規則正しく泳いで帰ってきますが、KVDクランクは不安定と言うか、たまに横へスライドするような動きをします。バン・ダムはキックするようなと言ってますが、アメリカ人の表現は良く分かりません(笑)

千鳥アクションと言ったらこの人を思い出します。今江克隆プロ!言わずと知れた日本のKVD(私が勝手に思っているだけです笑)そのイマカツさんがこのKVDの千鳥アクションについて語っているので、とても勉強になります。一度読んでみると面白いですよ。
KVDが語る秘密の千鳥クランク「KVD1.5」動画翻訳の巻

KVD1.5の水中映像

ノーマルリトリーブでの水中映像を撮ってみました。これが釣れる動きです!

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KVDクランクを作った人、ケビン・バンダム

世界一のバスフィッシャーマンと言っても過言ではないアングラーですね。B.A.S.S.トーナメント優勝25回!世界のトップアングラーが100人以上出てる大会で1度でも優勝するだけで凄いのに25回も優勝してます!

アングラー・オブ・ザ・イヤー7回!!1年間でたった1人だけ、それもアングラーなら1番欲しいタイトルを7回も取るなんて信じられません!

バスマスタークラシック優勝4回(歴代勝利数1位タイ、もう一人はリック・クラン)出場するだけで名誉な大会なのに勝ちすぎです!

獲得賞金額がなんと7億円オーバー!まさにアメリカンドリーム!2018年12月現在

戦歴見ただけで凄い人がこのクランクを作ってるんだな!と思いませんか?

KVD1.5を使って優勝した2011年クラシック

2011年2月18〜20日に通称「ルイジアナデルタ」と呼ばれるミシシッピ川河口域一帯で開催され、関東平野とほぼ同面積の凄まじく広いエリアの中から、ケビン・バン・ダムはレイク・カタワッチを選び、カタワッチ・フラットと呼ばれる場所で3日間で2位に約4.5㎏の差をつけてぶっちぎりの優勝を飾りました。その時に使っていたルアーがKVD1.5のサイレントモデルです。

この時のポイントをピックアップしてみました。

・スピナーベイトのスローロールで始めたが、ミスバイトが続き、変えるべきタイミングだと思いスクエアビルのKVDクランクにチェンジ。

・1.5と2.5を試したが、水深とボトムのカバー(スタンプとウィード)とのマッチングで1.5が良かった。

・カラーもいくつか試して、ブラックバックチャートに落ち着いた。ステイン系の水色だったから、強い色の方がブルーギルと認識されやすい。スポーニング期のバスはブルーギルを嫌うから。

・ひとつのスタンプを見つけたら、方向を変えたりしながら何回もクランクを通した。最初にバイトがなくても、その後のキャストでバイトしてくる事が多いとKVDは知っていた。

やはり、試合中に色々と試した結果、KVD1.5になったということですね。キャストする場所やリトリーブスピードもキーポイントになったようで、その状況変化を瞬時に感じ変えていくケビン・バン・ダム。さすがと言うしかないですね。

使用タックル

ケビン・バン・ダムがクラシックでKVD1.5を使った時のタックルデータです。日本では手に入れるのが少し面倒ですが、一度は使ってみたいタックルですね。ライン以外全部自分の名前が入ってます!

ロッド:クァンタム・ツアーエディション・KVDコンポジット・クランキンロッドTKVD705M
リール:クァンタム・ツアーエディション・KVD 5.3:1 TKVD150PPT
ライン:パスプロショップスXPSフロロカーボン20Lb
ルアー:KVD1.5 ノンラトル
カラー:ブラックバックチャート
フック:マスタッドKVDエリートシリーズ・トリプルグリップ・トレブル#2

※追記:2018年バスマスターエリート第3戦でまたしてもこのクランクを使って優勝しました!

最後に…

自分なりに本やインターネットで調べてみたんですが、クランクベイトの奥の深さに「自分はKVDシリーズどころかクランクベイトの知識自体が無いなぁ」と痛感させられました。

今回はKVDクランクに的を絞ってお話ししましたが、色々とクランクベイトの事を知りたくなりました。奥深いクランクベイト世界を勉強してみたくなる。そんなクランクベイトですね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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